ナスダック出資の米仮想通貨取引所ErisX、17日より先物取引を開始

ErisXが先物取引開始へ

ウォール街の大手金融企業が出資した機関投資家向けの仮想通貨取引所ErisXは16日、仮想通貨の先物取引を米時間17日より開始することを公表した

ErisXは公式SNS上では発表しておらず、メンバー企業やクライアントにのみ通知の形式で伝えた模様だ。

なお、具体的な銘柄や先物商品の詳細など明記していない。

出典:ErisX

ErisXは「ナスダック」や「マネックスグループ」、「Cboe」などの金融大手に後援されており、CFTCより先物を提供できる正規のライセンスを取得している。

CEOのは10月に、「年内、BTC・ETH・LTC・BCHの四銘柄の先物取引をローンチする予定」と明かした。すでにこの4銘柄の現物OTC取引を機関投資家中心に提供している。

ErisXは2018年10月に仮想通貨業界に参入。仮想通貨の現物・現物決済先物取引において、機関レベルのサービスを提供すると掲げることで、Bakktのライバルとして注目されていたが、2019年の半ばからは沈黙を保ち、数ヶ月間に渡ってコメントも控えていた状況だった。

Bakktがすでに米国で先物を提供している中で、ErisXが参入することにより、米国において現物決済取引の市場は2020年以降拡大していくと見込まれる。

CoinPostの注目記事

ナスダックなどの大手金融企業が出資する機関投資家向けの仮想通貨取引所ErisXは、年内にも複数銘柄の現物決済先物取引を提供すると明かした。
Bakktは日本時間9日、「現金決済ビットコイン先物」と、「BTCオプション取引」の2つの仮想通貨関連商品を正式にローンチした。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

THE BLOCK とは

Cryptoにおける”最初で最後の言葉”であること。
The BlockはCryptoにおける最高クオリティで最重要のシグナルをお届けします。日々、Website、Newsletter、Podcast、イベントを通じて、業界で最も影響力のある人々にリーチしています。

コメントしてBTCを貰おう 新着ニュースをチェック

速報

新着記事

人気記事ランキング