米大手仮想通貨投資ファンド、イーサリアムクラシック支援団体への経済援助を2年延長
経済援助期間を2年延長
米大手仮想通貨投資ファンド「グレースケール」が、Ethereum Classic Cooperative(ECC)に対する経済的な援助期間を2年延長したことが分かった。
ECCは2017年に設立。仮想通貨イーサリアムクラシック(ETC)のプロトコルやインフラなど、その開発プロジェクトに資金を直接提供する公共の慈善団体だ。グレースケールは当初、3年間の援助を約束していたが、新たに2年延長して2022年4月までサポートを行うことを表明した。
グレースケールは提供するイーサリアムクラシックの投資信託ファンドから3%の手数料を徴収し、その3分の1をECCへ資金として提供している。2019年Q3(7月から9月)までの寄付総額は100万ドル(約1億1000万円)を超えた。
ECCは2020年、ガバナンスの構造や経済活動の記録を改め、また透明性を向上させることによって、ECCの持続可能性と独立性を高めるという。今年3月までに2019年の詳細なレポートを発表し、四半期ごとに透明性のある報告を行っていく予定だ。
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