Circle社が仮想通貨投資アプリを米46州で正式公開・取扱通貨は5種類

仮想通貨投資アプリ”Circle Invest”が公式公開される
Circle社が”Circle Invest”と呼ばれる仮想通貨投資アプリを、ミネソタ州、ワイオミング州、ハワイ州、ニューヨーク州を除く、46州を対象にApp Store及び、Google Playにて公開しました。
”Circle Invest” の内容
将来的に取引通貨は増えると予想されていますが、現時点でビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、イーサリアムクラシック、そして、ライトコインに投資することが可能です。Circle Investは、仮想通貨に迅速で、安価で、容易に投資出来るように構築されています。

最初の発表があってから4ヶ月経った今、デジタル決済企業であるCircle社が公式にデジタル投資及び、ウォレットアプリ”Circle Invest”を公開しました。

新たな注目仮想通貨APP

「トレンドを追うのではなく、投資を目的として構築された」と説明されたそのアプリはアップル社のApp Store及び、Google Playにてミネソタ州、ワイオミング州、ハワイ州、ニューヨーク州を除く、46州を対象に公開されました。

このアプリは、公式公開以前に一部のユーザー達によってクローズドβテストが行われていました。

CoinPostの参考記事

先日、大手取引所Poloniexを4億ドル(約428億円)で買収したフィンテック企業Circleが、投資アプリCircle investをのCBT版をリリース。現時点の対応通貨は、 ・BTC ・BCH ・ETH ・ETC ・LTC です。

顧客に送られたEメールによると、同社はそのアプリを”近いうちに”ニューヨーク州でも使用可能にするよう取り組んでいるようです。

Circle社は、仮想通貨取引所に対して厳しい基準を持つBitLicenseによって州から認可を受けた4社のうちの1社です。

Circle社のブログ投稿によると、そのアプリは誰でもダウンロード出来るものの、未だ”アーリーアクセスの範疇”にあると記述されています。

アーリーアクセスとは

ソフトウェア、Webサービスなどのリリース方法の名称で、ベータ版やテスト版などとも呼ばれる

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

これらに関するブログ投稿では、ユーザー達が、アプリの現バージョンに対してフィードバックを提供するため招待され、そのアプリの良さを強調しました。

最小取引単位もなく、迅速な入金、多様な通貨に対する無料の手数料、追跡パフォーマンスなど、私達は、仮想通貨及び、仮想通貨に迅速で、安価で、容易に投資出来るように構築しました。そして、まだ私達は公開を開始したばかりなのです。

このアプリは、ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、イーサリアムクラシック、そして、ライトコインに投資または、トレードを行うことができ、Circle社のホームページによると、将来的に対象通貨はまだ増える予定であると記述されています。

XRP も、当初の発表時点のスクリーンショットでは存在していたものの、この記事の執筆時ではアプリのホームページのリストには加えられていません。

ユーザー達は、自身の銀行口座を連携させることで、迅速な入金を促進し、一方で、そのプラットフォームは市場データも提供しています。

注目すべきは、このアプリの取引手数料が無料なことでしょう。ホームページによると、Circle Invest は、通貨の”買いと売りのスプレッド(価格差)”を1.5~2%ほどにすることで利益を得るようです。

Eメールによると、顧客保護の観点から、同社は、ユーザーに対し、オフライン保管や、2段階認証、”プライバシー保護”を提供するとされています。

このアプリの公開は、Circle社が仮想通貨取引所のPoloniexを買収した数週間後に行われ、全てのデジタルトークンが取引できるような、将来の仮想通貨スーパーマーケットのような基盤となるのではないでしょうか。

CoinPostの参考記事

米国のモバイル決済アプリ事業を展開しているCircle(サークル)が仮想通貨取引所のPoloniexを4億ドル(約428億円)で買収の発表が出ました。

Circle Rolls Out Crypto Investment App in 46 US States

Mar 14, 2018 by Nikhilesh De

参考記事はこちらから

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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