米大手決済企業PayPalのビットコインの売買量、2ヶ月で5倍に急増

PayPal需要高騰

米大手決済プラットフォームPayPalが提供する仮想通貨(暗号資産)ビットコインサービスの24時間出来高が、110億円(1億ドル)を超えたことがわった。

PayPalのブローカーを担当する仮想通貨企業itBitが、海外メディアTrustnodeに伝えた内容によると、昨年11月にサービスが開始して以来、出来高は当初の2000万ドルから5倍増となり、1月6日時点で約120億円を記録した。

PayPalは昨年11月13日より、米国でビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュの4銘柄の売買サービスを提供開始した。現時点では、米国ユーザーのみに限定したサービス展開であるが、PayPalは世界で約3.4億のユーザーを抱えており、今後グローバル向けのサービスを展開すれば大きく伸びる余地がある。

昨年12月より、ビットコインは連日のように高値更新し続けているが、機関投資家のみならず、PayPal利用者など個人投資家の資金流入も加速しているものとみられる。

米大手仮想通貨投資ファンドのPantera Capitalは昨年、PayPalのBTC購入状況を分析し、ビットコインの新規採掘量の実に70%及ぶ規模に至る可能性があると推定した。Trustnodeの取材に応じたPanteraのDan Morehead CEOは、予測内容が的中していると述べた。

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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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