次週注目ファンダ「米国の複数企業でXRP取引停止」|ビットコイン難易度調整は+10.79%
注目ファンダとBTC市場情報
注目ファンダとビットコイン(BTC)のハッシュレート推移、チャートについて解説する。
仮想通貨決済サービス企業Crypto.com、米居住者向けのXRP取引停止へ
2021年1月19日
日本時間1月19日午後7時をもって、アプリ内のXRP取引・入金が停止される。(XRPの出金は可能)今月新発表されたDeFi(分散型金融)サービスのCrypto.com Earnについても、XRPの対応停止を表明している。
2021年前半(Q1からQ2)と想定されているFlareネットワークのSparkトークン(FLR)のエアドロップへの対応は継続する方針。
関連:仮想通貨決済サービス企業Crypto.com、米居住者向けのXRP(リップル)取引停止へ
米大手コインベース、仮想通貨XRPの取引を一時停止へ
2021年1月20日
Coinbaseは、米証券取引委員会(SEC)がリップル社に対して証券法違反として提訴していることを受け、暗号資産(仮想通貨)XRPの取引を一時停止する事を表明した。上場の廃止は現時点まだ発表していない。
XRP取引は段階的に制限を行い、2021年1月19日に全面的に取引を停止する予定。ウォレット機能は継続して利用可能で、資産の入出金は行えるとの事。
BTCハッシュレート推移とチャート
2020年1月3日~2021年1月9日
先週のBTCハッシュレートの最低値は2021年1月3日の145.1TH/s(前週比110.8%)、最高値は2021年1月8日の143.3TH/s(前週比100.2%)となった。
一方でBTC価格の最低値は2021年1月4日の約311万円(前週比116.4%)、最高値は2021年1月9日の約431万円(前週比138.1%)を記録。
ハッシュレートおよびBTC価格は上昇を続け、再び最高値を更新する結果となった。
BTC難易度調整
2021年01月10日00:24
前回の難易度調整は、2021年01月10日00:24(665,280ブロック)に行われ、変動率は+10.79%となった。
具体的な数字として、難易度は20.61 T(前回比110.8%)、平均ハッシュレートは147.46 EH/s(前回比110.7%)となっており、数値は大きく上昇し、難易度およびハッシュレートは過去最高値を記録した。
また、難易度調整の基準になる平均ブロック生成時間は09分02秒(前回10分02秒)となった。
次回の難易度調整は、2021年01月23日に行われる予定である。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します