日本発のパブリックブロックチェーンPlasm Network、Polkadotで初となるクロスチェーンの通信に成功

Polkadotでクロスチェーンの通信に成功

異なるブロックチェーン間の相互運用性を実現するPolkadot(ポルカドット)の最新のテストネットで、日本発のパブリックブロックチェーン「Plasm Network」が他のネットワークとの通信に成功した。

Polkadotはメインネットをローンチしているが、クロスチェーンでメッセージをやりとりして通信を成功させたのはこれが初めて。今回の成功で本格的な運用に向けて、また大きく前進した格好だ。

Plasm NetworkもPolkadotも、メインネットをローンチしたのは昨年の5月。Polkadotはその後もロードマップ(事業計画書)に従って開発が進められており、公式ホームページによれば、現在はパラチェーンをローンチさせるフェーズだ。

パラチェーンとは、Polkadot上で並列される独立したブロックチェーンを指す。Plasm Networkは先月、Polkadotの最新のテストネット「Rococo V1」に、世界で初めてパラチェーンとして接続した。

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パラチェーンはPolkadotのホワイトペーパー(事業計画書)で説明されている中で、ローンチが予定されている最後のコア機能。一定期間テストや監査などを行い、メインネット上にパラチェーンをローンチさせる計画だ。パラチェーンがローンチされた後は、どの機能を追加するか、ネットワークでどのようなアップグレードを行うか、コミュニティが決めていく。

「Web3.0」の実現を目指すPlasm Networkは今年の活動として、Polkadotのメインネットに接続し、dApps(分散型アプリケーション)の拠点になることに最も高い優先順位をつけている。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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