FTX、仮想通貨のデビットカード「FTXカード」を米国でローンチ
FTXのデビットカードが登場
暗号資産(仮想通貨)デリバティブ大手取引所FTXが、米国で独自発行のデビットカード「FTXカード」をローンチしたことがわかった。
Visa対応の同デビットカードは、米国のFTX取引所FTX.USのユーザーのみが申し込み可能対象となり、グローバルユーザーには非対象。デビットカードは、クレジットカードと異なり、支払いと同時に引き落とされる仕組み。
カードの技術パートナーは仮想通貨ウォレット企業「Swipe」が担当し、FTXカードを利用するユーザーはFTX.USの口座にある仮想通貨を現金にして手数料0で決済を行える。また、このカードを、Apple Payなどの電子決済システムに統合することができるが、当初はバーチャルカードの発行のみに留まるという。
一方、FTXのプラットフォームトークン「FTT」はFTX.USに上場していないため、Swipe独自のデビットカードのようにネイティブトークンをステーキングし、クリプトのキャッシュバックを享受できる特典に関しては今回の発表では言及されていない。
バイナンスやコインベース、Crypto.comなど複数の取引所も独自のデビットカードを発行している。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します