手数料なしのNFTマーケット実現へ OpenSeaが「Immutable X」統合を計画
OpenSeaがレイヤー2へ
大手NFT(非代替性トークン)マーケットプレイスOpenSeaが、レイヤー2ソリューション「Immutable X」の統合を計画していることがわかった。ガス代を意識せずにNFTの取引を可能にする仕組みを検討する。
OpenSeaは発表で、Immutable Xへの統合はネットワークのセキュリティを損なわずにスケーリング向上が見込めるとコメントした。
DeFiやNFTの利用率の上昇に伴い、イーサリアムネットワークのガス代が高騰する傾向になっており、スケーラビリティが課題になっている。より頻繁にネットワークを介す必要があるブロックチェーンゲームなどは、 すでにImmutable Xの導入を表明しているものも多い。
「Immutable X」はイーサリアムブロックチェーンのレイヤー2プラットフォームで、オフチェーン仕組み「ZK-rollup」を利用し送金を処理。0ガス代で毎秒9,000回のトランザクションを処理できることを特徴とする。正式ローンチは、今春に控える状況だ。
プロジェクトは、Immutableというオーストラリアの企業が手がけたもので、これまでGalaxy DigitalやNaspers Venturesから出資を受けている。
また、OpenSeaもNFT市場の拡大を受け、a16zやMark Cuban氏などの著名投資企業らから計25億円を調達したしている。
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