仮想通貨市場に相次ぐ好材料、重要ニューストップ3を解説|CoinPostのYouTube配信

ランキング形式で解説

CoinPost代表各務と暗号資産(仮想通貨)取引所TAOTAOのクリプトアナリスト仮想NISHI氏は3月31日、CoinPost YouTube番組に出演。3月下旬に相次いだビットコイン(BTC)など仮想通貨市場の好材料についてランキング形式で解説した。

重要ニューストップ3

出典:CoinPost Live

ビットコインをはじめとした仮想通貨の価格変動の材料となった3月下旬の注目ニュースを複数取り上げた。このなかでとりわけ重要なニュースを3位までのランキング形式で解説。

米テスラ社によるビットコイン決済導入、決済大手VISA社によるステーブルコイン(USDC)決済の方針発表やCME(シカゴマーカンタイル取引所)による個人投資家向けのビットコイン先物(マイクロビットコイン先物)の提供など、大きなニュースが並ぶなかどれを選んだのか。

No.3 テスラ、ビットコイン決済導入

3位に選んだのは米テスラ社によるビットコイン決済導入のニュース。

ただし、重要なのはビットコイン決済を導入したことではなく、決済に使用されたビットコインについて、米ドルなどの法定通貨に変換せずにビットコインのまま保有するのをテスラ社が発表したことだという。ビットコインを長期保有する方針が示された格好だが、これを受け、今後ビットコインを長期保有する企業が増えれば、市場における流通量が減少傾向にあるビットコインの買いの動きが強まり、益々価格が下がりにくくなる可能性に言及した。

関連:テスラ、仮想通貨ビットコインへの決済対応開始

No.2 VISA、USDC決済導入

2位は、VISAによる米ドルペッグのステーブルコイン(USDC)の決済導入のニュース。

仮想通貨企業とVISAが提携してVISAカードを発行する事例は多数あったが、重要なのはイーサリアム(ETH)上で直接USDCコイン決済が可能になる点であると強調。これまでのVISAカードの発行事例においては、ブロックチェーンを介さずに決済インフラのみを提供していたが、今回はイーサリアムチェーンに接続されたことが重要であるとし、このことがイーサリアムの高騰につながったと解説した。

関連:決済大手Visa、米ドルペッグのステーブルコイン「USDC」の決済導入開始へ

No.1 Paypal、仮想通貨決済開始

出典:CoinPost Live

1位としたのは米決済大手PayPalによる仮想通貨決済開始のニュース。

これによりPayPal上で仮想通貨の売買と決済の両方を行うことができるようになった。また、購入した仮想通貨はPayPalが保管してくれるため、仮想通貨初心者にとっても使いやすい。一般普及につながる大きな一歩となったと好感した。

また、その他の注目ニュースも多数紹介している。

関連:PayPal、仮想通貨決済を開始──ビットコイン高騰

詳しい解説(生放送)はこちら

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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