米国初、ポルカドット投資信託を販売開始 コインベースが保管担当

米国初のPolkadot投資信託

米国ニューヨークの暗号資産(仮想通貨)投資企業Osprey Fundsはポルカドット(DOT)の投資信託をローンチし、適格投資家に向けて販売を開始した。

米国でポルカドットの投資信託がローンチされるのはOspreyが初めての事例となる。Ospreyによると、すでに約5.4億円(500万ドル以上)を調達している。最小の投資金額は、約270万円(25,000ドル)と設定されている。

現物DOTを保管するのは、先日ナスダックに上場した米最大手仮想通貨取引所のコインベースだ。今後、米国の主要OTC市場『OTCQX』へ上場させる予定だという。

Ospreyは今年の1月に、ビットコイン(BTC)の投資信託「OBTC」をOTCQXに上場させた経緯がある。OBTCは現在OTCQXで取引されている。投資信託では投資家が自ら仮想通貨の現物を管理する必要がなく、既存の証券口座からアクセスできるなどといった特徴がある。

出典:OTCQX

Ospreyのほか、米最大手仮想通貨投資企業グレースケールもポルカドットの投資信託を検討しているが、未だローンチには至っていない。

関連:米グレースケール、仮想通貨6銘柄の投資信託を計画 ポルカドット(DOT)やカルダノ(ADA)など

なお、DOTは時価総額8位の銘柄で、コインベースカストディも対応しているが、コインベースProには未だ上場していない。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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