米大手ヘッジファンドARK Invest、ビットコイン投資信託とコインベース株を買い増し

Arkがディップ買い続ける

米大手ヘッジファンドARK Investment Management LLCはNext Generation Internet ETFというファンドで、グレースケールのビットコイン(BTC)投資信託(GBTC)およびコインベースの株式を買増しした。24日に公開されたポートフォリオのアップデートで判明。

ヘッジファンドとは

ヘッジファンドは、幅広い投資商品(株、コモディティ、不動産など)に手がけ、さまざまな取引手法(ロングもショートも)を駆使して市場が上がっても下がっても利益を得られるように運用されるファンドだ。

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GBTCを購入したのは、今週の火曜日(22日)で、ビットコインが30,000ドルを割る日だった。購入資金は、32億円(1,046,002口)に相当。今回追加購入分を加え、合計8,599,974口を保有することになった。

出典:ARK Investment Management LLC

GBTCはARK Next Generation Internet ETFで運用されている。銘柄別では同ファンドの3.99%を占めており、比重では7番目だ。

また、コインベースの株式についても、同ファンドは22日に214,718口を追加したことがわかった。現在の価格では、54億円(約4,900万ドル)に相当。

このファンドで運用されるコインベース株は858,488口で、市場価値に換算すると、約220億円になる。

コインベース株(COIN)は4月にナスダックに上場して以来、右肩下がりの傾向にあり、過去最高値350ドルから今の222ドルに転落してきている。

なお、ARK Next Generation Internet ETFとは別で、ARK INNOVATION ETFも、コインベース株に投資しているが、こちらの保有数は、3,631,850口だ。

一方、今年5月に提出された書類では、639,069口のイーサリアム投資信託(ETHE)のポジションも保有していたが、最新のポートフォリオデータではその保有が見当たらないため、売却された可能性がある。

ARKのCathie Wood CEOはテスラやビットコインなど、新興技術分野へ特に強気な立場を持つ人物であり、5月のブルームバーグ取材でも下落に転じたビットコインの将来性を語っていた。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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