週刊仮想通貨ニュース|日本政府はビットコインを外国通貨と見なさず、取引所バイナンスに規制当局の警告相次ぐ
今週のニュース
一週間(6/27~7/3)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週は、エルサルバドルのビットコイン法定通貨化を受け、日本政府が出した見解に注目が集まり記事が読まれた。また、大手取引所バイナンスは各国規制当局からの警告などが相次いで発表された一週間だった。
仮想通貨市場では、中国でのマイニング情勢等を受け、ビットコインの採掘難易度の調整が大きく変動するとして市場から注目が集まっている。
このほか、国内でbitFlyerがポルカドット(DOT)の取り扱いを開始した。ほか、イーサリアムクラシックがイーサリアムのアップグレードを踏襲した内容となる、次期アップグレードを発表している。
今週のニュースランキング
1位:日本政府、ビットコインを外国通貨と認めず エルサルバドルの法定通貨化受け(7/1)
日本政府が、エルサルバドルで法定通貨法案の可決したビットコインへの公式見解を出した。強制通用力の観点からこれまで通り暗号資産(仮想通貨)に該当するとする見解を示した。(記事はこちら)
2位:仮想通貨取引所バイナンス、新たにシンガポールやケイマン諸島の規制当局から警告(7/2)
取引所バイナンスが、シンガポールおよびケイマン諸島の規制当局から警告、及び関連措置を受けた。(記事はこちら)
3位:日本の仮想通貨上場、早まる可能性【CONNECTV・動画解説】(6/30)
今回の「CONNECTV ニュース解説」では、日本の仮想通貨上場申請の事例から、今後改めて日本のマーケットが盛り上がる可能性について解説した。(記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:ビットコイン、明日昼頃に迫る「難易度調整」で歴史的水準-27.4%を予定(7/2)
2日の暗号資産(仮想通貨)市場。 ビットコイン価格は、前日比-2.61%の33,237ドルに。Cryptothisのデータによれば、明日昼頃見込まれるマイニング難易度調整は、過去最大の-27.4%の調整幅となる見通しだ。(記事はこちら)
2位:3万ドル死守のビットコイン再び反発、「難易度調整」は史上初の-21%に達する可能性(6/28)
ビットコイン反発に伴い市場では、アルトコインの買い戻しが先行した。ビットコインの「難易度調整」は過去最大の-21%を記録する可能性が生じている。(記事はこちら)
3位:ビットコイン36600ドルまで一時続伸も反落、イーサリアムクラシックなど一部アルトが物色される (6/30)
30日の暗号資産市場。ビットコイン価格は、前日比+4.12%の396万円(35,800ドル)と続伸した。JarvisLabsのエコノミストによれば、ビットコイン指標の「Puell Multiple」が0.5を下回り、買いシグナルが点灯した。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
bitFlyer、ポルカドット(DOT)の取扱い開始(6/29)
日本の取引所bitFlyerは29日より、アルトコイン販売所でポルカドット(DOT)の取扱いを開始した。(記事はこちら)
イーサリアムクラシックのアップグレード「Magneto」、7月中にメインネット稼働か(6/30)
イーサリアムクラシック(ETC)の開発者チームは新たなアップグレード「Magneto」を発表、7月後半にも実装する予定であることを明かした。(記事はこちら)
仮想通貨カルダノ(ADA)、ステーキング数量が供給量の70%超へ(7/2)
カルダノ(ADA)のネットワークでステーキングされている数量が、3.3兆円相当まで増加。これは全供給量の71%超に上る。(記事はこちら)
メキシコ3位の大富豪「30年後の未来に持っていく財産は、ビットコイン一択」(6/28)
メキシコ第3位の富豪、リカルド・サリナス氏は、30年先の未来に持っていくなら、「悪臭のする法定通貨」は論外で、金や銀でもなく、ビットコインを選ぶと語った。(記事はこちら)
今後の仮想通貨市場、どうなる? 有識者見解やビットコイン価格予想まとめ(6/28)
ビットコインの価格予想. ビットコインをはじめとする暗号資産市場は、5月中旬以降弱気トレンドに転じ、最高値から大きく下落した。 有識者の見通しをまとめた。(記事はこちら)
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します