仮想通貨取引所FTX、世界的eSportsタイトル「League of Legends」北米プロリーグのスポンサーに
FTXがeスポーツ露出度拡大へ
大手暗号資産(仮想通貨)取引所FTXは、世界最大のオンラインバトルアリーナ(MOBA)ゲーム「リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends )」を開発するライアットゲームズ社と7年間のスポンサーシップ契約を交わしたことがわかった。eスポーツにおけるFTXの露出度をさらに強化する。
リーグ・オブ・レジェンドとは、グローバル規模で競合されるマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA系ゲーム)で、月間アクティブユーザーは1.2億を超えるという。
今回のスポンサーシップの金額は明かされていないものの、公式発表によると、「ライアットゲームズ社がeスポーツリーグとして締結した過去最大規模のものだ」としている。
この契約によって、今週末よりLCS(リーグチャンピオンシップシリーズ)というライアットゲームズが主催する北米プロリーグ・トーナメントの開催期間中、FTXのロゴが、スクリーンの左下や、ゲーム内通貨である「ゴールド」累計額にも表示される。
また、FTXはLCSによる「最も上達したプレイヤーリワード」の直接スポンサーになるという内容も盛り込まれている。
LCSは公式発表で、「LCSがパートナーシップを選ぶ際、ファンの温度感を最も大切にしている」、「我々の集計データから、仮想通貨分野に対するファンの関心度が高く、FTXがイノベーションを促進していることについても十分と理解していることがわかった」、とFTXを選んだ背景を説明した。
FTXは今年の6月に米プロeスポーツ組織「TSM」の命名権を約230億円(2.1億ドル)で獲得し、「TSM FTX」に改名した経緯がある。TSM FTX(チーム・ソロミッド)もLSC(上述、LoLのリーグチャンピオンシップシリーズ)で競っており、2021年現在のLSCランキングでは1位にランクインしている。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します