Crypto.com、NBAフィラデルフィア・シクサーズとパートナーシップ締結
NBA名門チームと提携
米プロバスケットボールリーグ・NBAのフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(76ers)は22日、オフィシャル・ジャージ・パッチ・パートナーとして暗号資産(仮想通貨)取引所Crypto.comとの提携を発表した。
このパートナーシップの第1弾として、76ersは初のNFT(非代替性トークン)を発行し、ファンは「Crypto.com NFT」というプラットフォームを通じて購入することができるようになるという。
また、今年10月20日に開幕するNBAの新シーズンからは、シクサーズのユニフォームの左肩にはシーズンを通してCrypto.comのロゴが付くことになる。
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さらに拡大するスポーツ業界との提携
今年に入り、プロスポーツ業界大手との提携を続々と発表してきたCrypto.comにとっては今回、NBAとの初のパートナーシップとなる。
これまでにもNHL(プロアイスホッケー)の強豪モントリオール・カナディアンズ、サッカーの仏名門パリ・サンジェルマン、イタリアのセリエA、F1(フォーミュラ1)、総合格闘技UFC、さらにはプロeスポーツチームの「Fnatic」と、それぞれ提携を発表していた。
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代表者によるコメント
シクサーズのビジネスオペレーション担当プレジデントのクリス・ヘック(Chris Heck)氏は提携について、次のようにコメントした。
Crypto.comと長期的なパートナーシップを結ぶことができて大変うれしく思っています。
また、Crypto.comの先進的かつグローバルな専門知識を活用し、当社初のNFTプログラムを発表します。フィラデルフィアをはじめとする世界中のファンの皆様と、それをこの先何年にもわたって共有できるようになることを嬉しく思います。
また、Crypto.comの共同設立者兼CEOのクリス・マルスツァレク(Kris Marszalek)氏は、次のように述べた。
シクサーズとのパートナーシップにより、NBAの公式ジャージロゴとパートナーシップを結んだ初のグローバル仮想通貨プラットフォームとなれたことに非常にワクワクしています。
NBAは世界で最も人気のあるリーグの一つであり、シクサーズは当然の選択でした。
パートナーシップの一環として、他にも11月にはシクサーズの歴史における象徴的な時代を記念した新しいCity Editionユニフォームを発表予定。
また、Crypto.comのロゴはアリーナのベースラインやコートサイドのLEDスクリーンなどに表示されるようになり、現地では今後ファンに仮想通貨について教育する「Crypto.comスクール」も開催される予定があるという。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します