限定パリ・サンジェルマンNFTのリリースも予定
フランスの名門サッカークラブ、パリ・サンジェルマンFC(PSG)は、暗号資産(仮想通貨)プラットフォーム、Crypto.comと今後数年にわたるパートナー契約を結んだことを発表した。
パートナーシップの料金の大半は、Crypto.comの独自暗号資産である「CRO」で支払われるという。
Crypto.comは「オフィシャル・クリプト・パートナー」となり、ブランドの広告のみならず、パリサンジェルマンの限定NFTのリリースなども行っていくとしている。
パリ・サンジェルマンのチーフパートナーシップオフィサーであるマーク・アームストロング氏は、「私たちはイノベーションに対する情熱、そしてトップに立つという野心を共有している。」とコメントした。
スポーツ産業への進出を強化
90カ国以上に1000万人以上のユーザーを持つCrypto.comは、暗号資産の売買だけでなく、決済サービスや暗号資産Visaカードなど多様なサービスを提供している。
NFTはCrypto.comが最近新たに参入した領域で、これまでにアストンマーティンのF1チームや、アーティストであるSnoop DoggのNFTをリリースしてきた。
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また、Crypto.comは、モータースポーツ、フォーミュラ1(F1)と提携、F1ドライバーに送られる「オーバーテイク賞」を新たに設置するなどしている。
その他にもUFCや、アイスホッケーのワールドチャンピオンシップシリーズ、イタリアのサッカークラブ、セリエAとのパートナーシップ締結などを行っており、スポーツ産業との接点を増やしている。
スポンサーとなることで、ロゴ等の露出による認知度向上のみならず、熱心なスポーツファンに向けたNFTのリリースなどで更なるユーザー拡大に繋げることが狙いとみられる。
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