サザビーズのNFTマーケットを支援するMojito、23億円調達

サザビーズのNFT手掛ける新興企業が資金調達

NFTマーケットプレイスの構築を支援するMojitoは22日、最初の資金調達ラウンドで2,000万ドル(約23億円)を調達し、評価額が1億ドル(約114億円)に達したと発表した。

Future Perfect Venturesがラウンドを主導し、サザビーズ、Serotonin、Moore Strategic Ventures、CMT Digital、Sfermion、Ancientなどが参加している。

資金調達の発表と同時に、Mojitoはサービスの正式ローンチを発表した。

Mojitoはブランドやアーティスト、IP保有者など顧客のNFT(非代替性トークン)マーケットプレイス立ち上げを支援する。顧客のウェブサイトやアプリ上にNFTマーケットプレイスを構築できることが特徴で、NFTに関するマーケティングも手掛けている。

MojitoはWeb3マーケティングエージェンシーのSerotoninから派生した企業。SerotoninはMojitoに出資を行っている。

今回、Mojitoに出資する老舗オークションハウスのサザビーズは先日、NFTマーケットプレイス「Sotheby’s Metaverse」を発表しており、マーケットプレイスをMojitoが手掛けることが明らかにされている。

関連:老舗オークションハウス「サザビーズ」、独自のNFTプラットフォームをローンチ

Sotheby’s Metaverseは、サザビーズの専門家がキュレートするNFTコレクションを販売するプラットフォーム。第一号となるコレクション、「Natively Digital 1.2」では、パリス・ヒルトン氏、Pranksy、PleasrDAO、スティーヴ・アオキ氏など著名なアーティストらが参加した。

関連:非代替性トークンNFTとは|主な特徴と将来性を解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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