コインチェック、NFT事業でテレビ朝日メディアプレックスと提携開始
テレビ朝日の連携子会社と連携
大手暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するコインチェック株式会社は28日、株式会社テレビ朝日メディアプレックスとNFT(非代替性トークン)事業における連携を開始したことを発表した。
国内NFTマーケットプレイスであるCoincheck NFT(β版)でテレビ朝日メディアプレックスのデジタルコンテンツを活用したNFTの取り扱いなどを視野に入れる。
Coincheck NFT(β版)とは
コインチェックが2021年3月24日にローンチしたNFTマーケットプレイス。手数料の高騰や複数のサービスを介した難しい取引など、これまでのNFT取引における課題解決を目指している。
▶️仮想通貨用語集
テレビ朝日メディアプレックスは株式会社テレビ朝日の関連会社。主にDX(デジタルトランスフォーメーション)事業やWeb制作やネット配信などのデジタルコンテンツ事業を手がける。
コインチェックは2021年3月より独自のNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」をローンチしている。仮想通貨取引とNFT取引ができるプラットフォームとしては国内唯一のサービスで、利用者は半年で4.7万人以上にのぼるという。
従来のNFTマーケットプレイスとは異なり、イーサリアム(ETH)に限らず、ビットコイン(BTC)など13種類の仮想通貨で3種類のNFTゲームシリーズの売買が可能だ。(21年10月28日時点)
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両社は今回の提携を通じて、エンターテインメント分野におけるNFTの活用を推進していくという。
なお、JCBA(日本暗号資産ビジネス協会)は同日、株式会社テレビ朝日メディアプレックスが準会員に参加したことを発表している。
コインチェックのNFT事業
現在、Coincheck NFT(β版)ではNFTゲームを中心にしたラインナップを揃えているが、他分野への進出は今回が初ではない。
8月末にもファッションブランド「TOMO KOIZUMI(トモ コイズミ)」とデジタルファッションハウス「Joyfa(ジョイファ)」との連携を開始。有名歌手のMISIA(ミーシャ)やレディー・ガガの衣装を手がけたトモ コイズミのドレスコーディネートをNFT化して、NFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」で販売する計画も明らかにしていた。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します