米大手資産管理会社Invesco、欧州でビットコインETPをローンチ

現物ビットコインのETP

米大手資産管理会社Invescoは29日、欧州で現物ビットコインのETP(上場取引型金融商品)をローンチしたことがわかった。

ETPとは

ETP(上場取引型金融商品)は、上場投資信託(ETF)、上場投資証券(ETN)、コモディティ上場投資信託(ETC)など、取引所に上場し特定の指標の値動きに連動する運用成果を目指す金融商品の総称。(野村証券引用

現在、欧州ではさまざまな銘柄の仮想通貨ETPが取引可能になっている。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のほか、カルダノ(ADA)やXRP(リップル)、ソラナ(SOL)、ポルカドット(DOT)のETPもドイツやスイスの証券取引所に上場している。

▶️仮想通貨用語集

Invescoは英仮想通貨投資企業CoinSharesと提携し、「BTIC」というティッカーのビットコイン(BTC)ETPをドイツの株式電子取引所「クセトラ(Xetra)」に上場させた。英FCAに規制されているZodia Custodyがビットコインのカストディを担当するという。

このETPは現物のビットコイン(BTC)に100%裏付けられるもので、カナダで取引されている現物ビットコインのETF(上場投資信託)に類似。欧州では現在、仮想通貨ETPが伝統金融の投資家に浸透しつつある。

グローバルで147兆円の資産を運用するInvescoは以前米国でビットコイン先物ETFの申請を行っていたが、10月19日に規制コストなどを理由にローンチを中止した。一方、2週間前にはCoinSharesと提携し、インドで仮想通貨関連の米上場企業のETFを運用する投資信託をローンチすることを発表していた。

関連米Invesco、インドで仮想通貨関連の投資信託をローンチへ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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