カナダ初、利回り提供の仮想通貨ETFをローンチ

月間利回り可能なETF

カナダで初めて、利回り(イールド)を得ることが可能な暗号資産(仮想通貨)ETFは11月30日にローンチしたことがわかった。

Purpose Investmentは3つの仮想通貨ETFをトロント証券取引所に上場させた。それぞれで、Purpose Bitcoin Yield ETF、Purpose Ether Yield ETF、Purpose Crypto Opportunities ETFという3つのETFで、「カバードコール」という戦略でアクティブに運用するという。

カバードコール戦略とは

ある資産を保有しつつ、その資産のコールオプション(予め定めた価格で買う権利)を売却する戦略。保有資産の一定水準以上の値上がり益を放棄することで、対価としてプレミアムを受け取る。(新生銀行引用

▶️仮想通貨用語集

Purpose Investmentはカナダ初のビットコインETFをローンチした企業だ。現在のビットコイン運用資産は24,640BTC(1,600億円)に達している。

今回新たにローンチした3つETFは月間利回りを投資家に分配することを目指す上場投資信託だ。Purpose Bitcoin Yield ETFはビットコイン(BTC)に投資しデリバティブベースで運用し、Purpose Ether Yield ETFはイーサリアム(ETH)に投資しデリバティブベースで運用する。また、Purpose Crypto Opportunities ETFは仮想通貨へのエクスポージャーを持つ株式およびデジタル資産に投資する仕組みを取る。

利回りに関しては、Purpose InvestmentのSom Seif CEOは発表で、「ビットコインやイーサリアムの価格変動にもよるが、月間8%を予測している」と話した。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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