Gala Gamesと暗号資産系VC、110億円規模のファンドを共同設立へ
110億円規模のファンド新設
ブロックチェーンゲームのエコシステムを開発するGala Gamesは12月13日、暗号資産系投資会社C2 Venturesと共同で、NFTを活用したP2E(Play to Earn)ゲームやメタバース(仮想空間)関連プロジェクトなどに投資するための1億ドル(約110億円)規模のファンドを設立したと発表した。
12月11日から13日に渡り、米ラスベガスにて開催されていた大型イベント「Galaverse」の最終日に明らかにされた。Gala Gamesはこのファンドを通し、主にゲーム開発者や新興GameFiプロジェクトに投資する意向だという。
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Gala Gamesの最高戦略責任者であるJames Olden氏は、今回のファンド設立について次のようにコメントした。
C2 Venturesとの新しいファンドを通じて、ブロックチェーン技術を活用した純粋に楽しいゲームを構築できる、新しいクラスの開発者を支援することを目指しています。
C2 Venturesについて
C2 Venturesは、Huobi Globalのブロックチェーン投資部門の元責任者であるCiara Sun氏が新たに創設した投資会社だ。
Sun氏は13日、Huobi Glabalを退任したことをTwitterで表明。今回のGala Gamesとの新ファンド設立の経緯について、Sun氏は新しい分野を開拓し盛り上げていくために、Web3.0とメタバース関連アプリの関連事業への投資に注力することに決めたという。
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Gala Gamesは、マーケティングやWeb3.0の成長に関するプロジェクトに関しては、Huobi Globalを顧問として任命したと述べている。また、暗号通貨取引所は、将来のトークン上場に向けてチームと協力するとした。
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