メキシコ大手小売業elektra、仮想通貨決済開始

elektraが仮想通貨受付開始

メキシコの大手小売業「elektra」は17日、暗号資産(仮想通貨)による決済を開始したことがわかった。ビットコインなどを受け入れる同国初の小売店となった。

elektraは公式ページで仮想通貨が利用できることを報告し、12月末までにビットコインなどを利用して支払うと2割引を享受できると説明。また、仮想通貨の受付については米国の仮想通貨決済プロセッサーBitPayと提携することで実現したという。

elektra(Grupo Elektra、上場企業)はメキシコ発の小売業で、メキシコだけでなく、中南米の国々にも展開しており、ラテンアメリカで7,000以上の関連店舗を運営している。今回では、仮想通貨が利用できる消費対象はオンライン店舗にある商品だ。

一方、仮想通貨の規制については、メキシコの中央銀行である「メキシコ銀行」は先日、金融機関が許可なしで仮想通貨関連サービスを提供してはならないと発表したが、elektraが小売業であり、仮想通貨の決済手続きは海外企業であるBitPayが担当していることから、メキシコ銀行の政策に反していないと見られる。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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