米SEC、2つの現物ビットコインETF申請を非承認

非承認が続く現物ビットコインETF

米SEC(証券取引委員会)は22日、KryptoinおよびValkyrieの2社の現物ビットコインETF申請に対して、非承認の判断を下した。

非承認の理由に関しては、VanEckとWisdomTreeの申請を非承認する際に指摘した理由と同様、「相場操縦や詐欺行為を防ぎ、投資家の利益を守るための要件を満たしていない」といった懸念点が挙げられている。

また、Valkyrieの審査に関しては、SECが11月に判断の延期を発表し、2022年1月7日前後までに結果を発表する予定としたが、その前倒しになった。

SkyBridgeやフィデリティ、グレースケール社なども今判断を待機しているが、承認される可能性は極めて低いとみられる。

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一方、12月1日に非承認を受けた米資産運用会社WisdomTreeは先日、現物ビットコインETFの申請をSECに再提出した。

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ETFとは

「Exchange Traded Fund (上場投資信託)」の略。投資信託の中でもETFは証券取引所に上場しているため、株式と同様に売買ができる。ビットコインやイーサリアムのETFがローンチされている国もあるが、米国では現物のETFの申請が承認された事例はない。

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