米フィデリティ、カナダでビットコインETFをローンチ予定

米国よりもカナダ優先

世界的大手金融機関フィデリティは12月2日に、カナダで現物ビットコインのETFをローンチする予定がわかった。

ブルームバーグのETFアナリストEric Balchunas氏は、ブルームバーグターミナルに掲載された内容を明かし、「フィデリティはビットコインETFを運用する世界最大規模の資産管理会社になるだろう」とコメントした。

このETFは「Fidelity Advantage Bitcoin ETF」というもので、トロント証券取引所(TSX)の上場予定日は12月2日。現物ビットコイン(BTC)運用の上場投資信託になる。

同社は11月にカナダ初のビットコインのカストディアンになり、機関投資家向けの仮想通貨関連サービスをローンチした。当時フィデリティのカナダ資産運用支社Fidelity Investments Canada ULCは「Fidelity Advantage Bitcoin ETF」と「Fidelity Advantage Bitcoin ETF Fund」というビットコインのETFおよび投資信託の目論見書を当局に提出したことを発表していた。

フィデリティは米国でもビットコインETFを申請しているが、先日SECがVanEckの現物ビットコインETFの申請を非承認したことから、SECは現時点では先物ベースのETFだけを許可し、現物ETFを承認する意思がないとされている。

ETFとは

「Exchange Traded Fund (上場投資信託)」の略。投資信託の中でもETFは証券取引所に上場しているため、株式と同様に売買ができる。ビットコインやイーサリアムのETFがローンチされている国もあるが、米国では現物のETFの申請が承認された事例はない。

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一方、カナダでは3月に同国初のビットコインETFを承認し、その後はイーサリアム(ETH)ETFも承認した経緯がある。仮想通貨をめぐる規制環境においてはカナダのほうが米国より進んでいる。

また、11月30日には3つの利回り提供の仮想通貨ETFもトロント証券取引所に上場した。

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