レバレッジ取引が機関投資家の採用を阻害
世界最大の資産運用会社ブラックロックのデジタル資産部門責任者ロバート・ミッチニック氏は13日、仮想通貨デリバティブ市場における過度なレバレッジ取引が、ビットコイン(BTC)の機関投資家向けポートフォリオヘッジとしての魅力を損なっていると警告した。
ニューヨークで開催されたビットコイン投資家週間カンファレンスで、ミッチニック氏は希少性と分散性を持つビットコインの基本的価値は依然として堅調だが、取引パターンが「レバレッジをかけたナスダック」のようになっており、保守的な投資家の参入障壁が高まっていると指摘した。
同氏は、市場のボラティリティの原因についてETFでのヘッジファンドの売却という認識は誤りだと強調した。実際、ビットコイン市場が混乱した週でも、同社のiシェアーズ・ビットコインETF(IBIT)の償還はわずか0.2%にとどまった。一方、レバレッジをかけたプラットフォームでは数十億ドル規模の清算が発生したという。
短期的な混乱にもかかわらず、ブラックロックはデジタル資産への取り組みを継続する姿勢を示し、「伝統的金融とデジタル資産世界の架け橋」としての役割を果たしていくと表明した。ミッチニック氏は、長期的には顧客向けにデジタル資産やこの技術テーマがより大きな役割を果たし続けるとの見方を示した。
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ETFの成功実績
ブラックロックのiシェアーズ・ビットコインETF(IBIT)は今年2月10日時点で運用資産残高が541億ドルに達し、約78万6300BTCを保有している。2024年1月の上場以来、IBITはウォールストリート史上最も成功した商品の一つとなり、わずか2年足らずで急成長を遂げた。
米国の現物ビットコインETF全体では、2024年1月のローンチ以降、1370億ドル以上の運用資産を集め、ビットコイン総供給量の約7%を保有するまでに成長した。2025年には約220億ドルの純流入を記録し、変動の激しい市場環境においても安定した需要を示している。
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