全豪オープン、初のテニスNFTコレクションを発行へ
NFT発行、ディセントラランドのイベントも
オーストラリア・メルボルンで開かれるテニストーナメント「全豪オープン」は6日、初のNFTコレクションを発行することを発表した。
発行するNFT(非代替性トークン)は計6,776枚あり、実際のコンテンツは1月17日〜30日までのトーナメントにおける600戦にある決勝点(ウイニングショット)の映像としてNFTに収録される。NFTを購入したホルダーには、NFT発行後にランダムに決められた「テニスコート」によって、該当する映像のNFTが配布。
また、決勝点がタイトル戦で起きた場合、当選したNFTホルダーには、特別仕様の実物テニスボールも付与する。
NFTの販売は、1月13日に実施。価格は0.067ETH(約2万8千円)になる。
さらに、NFTにおけるコンテンツ以外にも、全豪オープンのバーチャルウェアラブルと実物の公式グッズもNFTホルダーに付与される予定だ。
今回全豪オープンはNFTへの進出を機に、ブロックチェーン基盤のメタバース「ディセントラランド」では同テーマのパーティーを開催する。バーチャルウェアラブルはディセントラランドでアバターに着せることができる。
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開催するパーティーは全豪オープンの初日である1月17日から始まり、パーティー参加者はバーチャルグッズの賞品を獲得するためにさまざまなチャレンジをするコーナーも設けられる。
全豪オープンの今回のNFT・メタバース進出は、テニスやゴルフといった世界的トーナメントにおける初の事例だ。
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