はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ゴールドマン・サックス、ビットコイン価格を予測

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの価格予想

米金融大手ゴールドマン・サックスは4日、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の価格は10万ドル(約1,100万円)を超える可能性があるとの見解を示した。

これからも価値の保存手段として、ゴールド(金)から市場のシェアを奪っていくというのが予想の根拠。ゴールドマン・サックスの仮説通りにいけば、ビットコインの価格は10万ドルを超えると述べている。

今回の価格予想は、顧客向けの情報を入手した複数の海外メディアが報じた。ゴールドマン・サックスは、デジタル資産が広く普及する恩恵を受けて、ビットコインは価値の保存手段としてシェアを広げると予想。

ゴールドマン・サックスが価格予想に利用したデータは、浮動数を調整した上で算出される時価総額。浮動数とは、市場に出回っている資産の数量を指す。

本記事執筆時点でビットコインの時価総額は、およそ8,700億ドル(約100兆円)。一方で、ゴールドマン・サックスは実際に出回っている数量を考慮に入れれば、ビットコインの時価総額は7,000億ドル(約81兆円)以下だと見積もっている。

この7,000億ドルを基準にして、ゴールドの時価総額を2.6兆ドル(約300兆円)とし、ゴールドマン・サックスはゴールドとビットコインだけのシェアを比較。そうするとビットコインのシェアは約20%だが、仮説として今後5年間でこの数字が50%まで増加すれば、ビットコインの価格は10万ドルを超えるとした。

ゴールドマンサックスの資料を入手していないこともあり、どのように細かい計算を行なっているかは不明確だが、海外メディアによると、これが価格予想の根拠である。

市場シェアを広げるためには

ビットコインのシェアが増加するための要因として、ゴールドマン・サックスは価値の保存手段以外のユースケースが生まれる可能性があり、それが追い風になると指摘。また、ビットコインの処理能力を高めるソリューションが、シェアを広げる要因になるとも述べたという。

さらに、ビットコインがマイニングでエネルギーなどのリソースを必要とすることが、需要を妨げることはないだろうとの見解も示した。

マイニングとは

コンセンサスアルゴリズムに「プルーフ・オブ・ワーク(PoW)」を採用する仮想通貨の取引を検証・承認すること。

▶️仮想通貨用語集

関連初心者でもわかる、ビットコインのマイニング(採掘)とは 3種類の方法を解説

関連:BTCと米株市場の相関係数0.35まで上昇、主要金融資産の年間騰落率は3年連続首位に

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/17 水曜日
14:58
パンプ・ファンとソラナへの55億ドル訴訟、5000件の内部チャット提出へ
パンプ・ファンとソラナを相手取った集団訴訟で、裁判所が第二次修正訴状を許可。内部告発者から入手した5000件のチャット記録を新証拠として提出へ。40億~55億ドルの不正搾取疑惑でRICO法違反を主張。
13:45
ロシア下院委員長が仮想通貨の国内決済利用を否定、投資手段に限定
ロシア下院金融市場委員会のアクサコフ委員長が仮想通貨の国内決済利用を否定し、投資手段としてのみ認めると表明した。
11:50
JPYC EX、累計口座開設1万件・発行額5億円を突破
JPYC株式会社は、日本円建てステーブルコイン「JPYC」の発行・償還プラットフォーム「JPYC EX」において、累計口座開設数1万件、累計発行額5億円を突破したと発表。10月のリリースから約2か月での達成となった。
11:45
「ビットコインは最高値更新へ」Bitwise、2026年の3つの予測を公開
Bitwiseは仮想通貨投資家にとって特に重要な2026年の3つの予測を公開。その1つとしてビットコインは最高値を更新すると予測し、根拠を説明している。
11:40
セキュリタイズが来年トークン化株式取引開始、24時間オンチェーン取引を実現
証券トークン化プラットフォームのセキュリタイズが2026年第1四半期にトークン化された上場株式の取引を開始する。合成商品ではなく実際の規制された株式をオンチェーンで発行・取引し、24時間365日の流動性を提供へ。
09:45
ソラナに大規模なDDoS攻撃、ネットワークは現時点で影響受けず
仮想通貨ソラナが過去最大級の6TbpsのDDoS攻撃を受けたが、現在トランザクション処理は正常に稼働している。市場の下落を受けビットワイズのソラナETFは初の純流出を記録した。
09:40
マーシャル諸島、ステラでベーシックインカム支給
マーシャル諸島共和国がブロックチェーンを利用した世界初のベーシックインカムのオンチェーン支給を完了した。ステラーブロックチェーン上の主権債USDM1を使い、四半期ごとの現金配送をデジタル送金に置き換えた。
09:00
ビットコイン、2026年に過去最高値更新は可能か=グレースケールの最新予測
グレースケールは最新レポートで、ビットコイン価格の30%下落について歴史的には平均的な調整範囲内で、強気相場中の典型的な変動に過ぎないとの見解を示した。また、2026年には最高値を更新する可能性があると主張している。
08:51
金融庁、ステーブルコイン・暗号資産の「仲介業」を規制対象に パブコメ募集
金融庁は12月16日、ステーブルコインや暗号資産の「サービス仲介業」を新たに規制対象とする政令・内閣府令案を公表し、パブリックコメントの募集を開始した。取引所以外も監督下に置く方針だ。
08:40
ウォーレン米議員がDEXの安全保障リスクを警告、パンケーキスワップを名指し
米国のウォーレン上院議員が分散型取引所パンケーキスワップの国家安全保障リスクについて財務長官と司法長官に書簡を送った。北朝鮮による資金洗浄とトランプ関連ステーブルコインとの関係を指摘。
08:05
ビットコイン保有企業カインドリーMD、株価低迷でナスダック上場廃止リスク
医療・ビットコイン保有企業のカインドリーMDがナスダックから上場廃止警告を受けた。株価が30営業日連続で1ドルを下回り、2026年6月8日までに基準への適合回復が求められている。
07:10
Visa、米国でステーブルコインUSDCによる機関向け決済を開始
Visaは、米ドルステーブルコインUSDCでの機関向け決済を米国で開始したことを発表。銀行の初期の参加者が仮想通貨ソラナのブロックチェーン上でUSDCを使った決済を開始したと説明した。
06:35
米国XRP現物ETFの累計流入額、開始1ヶ月で10億ドルの大台突破
米国のXRP現物上場投資信託の累計資金流入額が月曜日に10億ドルを突破した。11月13日の取引開始以降の節目となり、アルトコイン系ETFへの機関投資家の関心の高まりを示している。
06:02
米FDICがステーブルコイン発行規則案を承認、銀行子会社の申請手続きを整備
米連邦預金保険公社が銀行によるステーブルコイン発行の規則案を承認した。今夏成立したジーニアス法に基づき金融機関が子会社を通じて決済用ステーブルコインを発行する申請プロセスを定める。
05:45
ロシア最大手銀スベルバンク、分散型金融商品をテスト
ロシア最大の銀行スベルバンクが分散型金融商品のテストを開始した。顧客の仮想通貨取引への関心増加に対応し、5月にはビットコイン仕組債の発行も開始している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧