Adobeのクリエイター向けSNS、ソラナNFTへの対応を表明

Behance、ソラナNFT対応へ

大手ソフトウェア企業Adobeは8日、傘下のSNSプラットフォームBehanceにてソラナ(SOL)NFT(非代替性トークン)への対応を発表した。

新機能の対応を発表したのはAdobeのVPであるWilliam Allen氏。

BehanceはAdobeの提供するデザイナーなどのクリエイター向けSNS。ソラナ基盤のファントム(Phantom)ウォレットを保有しているユーザーはBehance上で自身の作成したNFTデザインをポートフォリオの一部として表示が可能となる。

Adobeは21年10月よりNFTコンテンツの真正性を証明する「コンテンツクレデンシャル機能(Content Credentials)」をリリースしたばかり。Photoshopなどで制作した作品をNFT化した際には、作成者のプロフィールが紐づけられるシステムだ。

関連:ソフトウェア大手「Adobe」、4つのNFTマーケットプレイスと提携

Allen氏は近日中には、ソラナアドレスもContent Credentialsへの対応を開始する予定だと語った。また、ソラナ以外のチェーンにも対応する方針を示唆した。

コンテンツ証明の重要性

Adobeとパートナーシップ提携を締結しているのは以下の大手NFTマーケットプレイス。NFTの来歴や本当の作者を証明できるようにしている。

  • OpenSea
  • Rarible
  • SuperRare
  • KnownOrigin

一部のNFTプロジェクトでは、著作権侵害に該当し得る二次創作も発生しており、アーティストの知的財産権(IP)の維持が課題になっており、トラブルを避ける狙いがある。

関連: 国内発NFTアートの関心が上昇した背景、著作権問題も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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