はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リミックスポイント、マイニング事業者向け電力小売プラン開発へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

暗号資産価格連動プランなど開発

株式会社リミックスポイントは22日、国内の暗号資産マイニング事業者向けの新たな電力サービス構築に向け、株式会社ゼロフィールドとの共同検討を開始したことを明かした。

ビットコインは、大量の電力を消費する計算処理(「マイニング」と呼ばれる)によって取引が承認される仕組みを採用している。

本電力サービスの特徴は、電力需給逼迫時の使用抑制に協力する事業者向けの割引制度の導入、そして余剰電力のマイニング活用などだ。

注目は「暗号資産価格連動プラン」である。ビットコイン価格やハッシュレート(ネットワーク全体の計算能力)の変動は、マイニング事業者の収益に直結する。市況に応じて電力単価を柔軟に調整する仕組みを導入し、相場下落局面でも事業継続を支援する。

ゼロフィールドはAI領域に特化した株式会社トリプルアイズ(東証グロース上場)の100%子会社で、マイニング事業で国内トップシェア *を持つ。

両社は2026年初頭のサービス提供開始を目標に、電力料金プランの詳細設計や事業採算性の検証、電力需給制御システムの技術的検討を段階的に進める。

*マイニング機器販売台数、顧客数、稼働顧客数で4年連続全国1位を獲得している(東京商工リサーチの調べ)

ビットコイン保有約207億円

リミックスポイントは2024年にビットコイン・トレジャリー事業を開始。2025年8月13日時点で、同社の暗号資産(仮想通貨)保有状況は、ビットコイン1,168.28BTC(時価約207億円)を中心に、イーサリアム(ETH)など合計で約224億円相当となっている。

同社は、これまで「リミックスでんき」ブランドで電力の安定供給とエネルギーコスト最適化を支援する電力小売事業を推進してきた。この知見を活かしてビットコインエコシステム全体への貢献を目指している。

本取り組みでは、マイニング事業者の競争力向上に加え、再生可能エネルギーの出力抑制緩和という社会課題の解決も視野に入れている。出力抑制とは、電力需給のバランスを保つため、再生可能エネルギー発電所の発電量を一時的に制限することだ。

関連:リミックスポイント決算発表、ビットコイントレジャリー事業主軸で大幅増益

関連:ビットコインを保有する上場企業ランキング|日本・米国の注目企業を解説

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/28 金曜日
06:35
アップビットのハッキング後に一部のソラナ系銘柄で大幅なキムチプレミアム発生、Orcaは50%超の価格乖離
韓国のアップビットで27日にハッキングが発生し入出金が停止された後、ソラナ系トークンで大幅な価格乖離が発生した。オルカは国際価格と比較して51%のプレミアムを記録し、Meteoraも40%のプラス乖離を示している。
05:56
ビットワイズがアバランチETF申請を更新、最大70%のステーキング機能導入へ
ビットワイズが米証券取引委員会に提出したアバランチ現物ETFの申請書類を更新した。ティッカーはBAVAに変更され、保有AVAXの最大70%をステーキングできる仕組みを導入する。
05:40
ソラナミームコインBONKの現物ETP、スイス証券取引所に上場
ソラナミームコインBONKがスイスのSIX証券取引所で取引を開始した。ビットコイン・キャピタルが発行するETPにより、投資家は従来の証券口座を通じてBONKへのエクスポージャーを得られるようになった。
11/27 木曜日
17:20
モブキャストHD、ソラナ財団認定バリデータに選定 ステーキング運用規模を拡大
モブキャストHDがSolana財団の公式バリデータプログラムに採択。累計3億円・約1.1万SOLの取得実績が評価され、将来的には50万SOL規模の運用を目指す。
17:00
韓国大手取引所アップビット、約48億円の不正流出 全額を自社資産で補償へ
韓国最大の仮想通貨取引所アップビットがソラナネットワークで約48億円の不正流出を発表。24銘柄が流出も全額補償へ。ホットウォレットから未承認送金、入出金サービスは一時停止中。
15:07
リップル社のステーブルコイン「RLUSD」、アブダビADGMが正式認定
中東での企業利用が加速へ リップル社は27日、同社の米ドル連動型ステーブルコイン「RLUSD」が、アブダビ金融サービス規制庁(FSRA)により「法定通貨参照トークン」として正式…
14:02
Xapo Bank、ビットコイン信用ファンドの提供範囲を拡大
ジブラルタルのXapo Bankがビットコイン建て信用ファンドを全会員に拡大。初期段階で1億ドル調達。2022年の業界崩壊後、厳格なリスク管理で市場回復。長期BTC保有者向けに安定利回りを提供。
14:00
ビットコイン需要の低迷続く 市場は横ばいか=Glassnode分析
Glassnodeが最新市場レポートで、仮想通貨ビットコインの需要低迷を指摘した。新たな資金流入が回復するまで市場は狭いレンジで推移する可能性が高いと分析している。
13:55
タイ当局、サム・アルトマンのワールドコインに120万件の虹彩データ削除を命令
タイ個人情報保護委員会が、生体認証プロジェクトWorldに対し、仮想通貨と引き換えに虹彩スキャンデータを収集した行為が個人情報保護法違反として、120万件のデータ削除と業務停止を命令。世界各国でも同様の規制措置が相次いでいる。
13:35
世界取引所連合が米SECに書簡、仮想通貨企業への免除措置見直しを要請 トークン化株式に懸念
世界取引所連合が米証券取引委員会にトークン化株式を提供する仮想通貨企業への包括的な免除措置の見直しを求める書簡を送付した。ナスダックやCMEグループなどが加盟する同連合は、適切な規制遵守なしに仮想通貨プラットフォームが証券取引所の役割を果たすことへの懸念を表明。
11:10
「BTCが74000ドルまで下落しても転換社債に対する価値は5.9倍」ストラテジー
ストラテジー社は、仮想通貨ビットコインの価格が同社の平均購入価格である74,000ドルまで下落しても、転換社債に対して5.9倍の資産を保有していることになると投稿。債務の安全性を強調した。
10:30
韓国最大級仮想通貨取引所Upbit、ネイバーと合併 約1.5兆円規模の株式交換で傘下に
韓国IT大手ネイバーが仮想通貨取引所Upbit運営のドゥナムを1.5兆円規模で買収。韓国国内シェア7割超のUpbitとネイバーペイを統合し総合デジタル金融エコシステムを構築。2025年6月の合併発効を目指す。
10:15
BTCマイナーのクリーンスパーク決算発表、売上高が過去最高に AIインフラを拡大中
ナスダック上場のビットコインマイナー、クリーンスパークが決算報告。過去最高の売上高を記録した。AIとビットコインの両ワークロード対応の包括的プラットフォームへ進化中だ。
09:55
ソラナ特化型ウペクシが最大35億円調達、SOL財務戦略などに利用
ナスダック上場のウペクシが普通株式とワラントの私募により最大2300万ドルを調達すると発表した。調達資金は仮想通貨ソラナ財務戦略と運転資本に充てられる予定だ。
08:45
セキュリタイズがEU取引決済システム認可を取得、アバランチで展開へ
セキュリタイズがスペイン国家証券市場委員会からEU全域での取引決済システム運営認可を取得した。同社は米国とEUの両方でライセンスを持つ唯一の企業となり、欧州システムはアバランチ上に展開される。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧