ゲーム系NFT電子市場Fractal、Paradigmやアニモカから約43億円調達

ソラナ基盤のFractal

暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)基盤のゲーム系NFT電子市場Fractalは2日、シードルアンドで約43億円を調達したことを発表した。

ラウンドを主導したのは、大手仮想通貨VCのParadigm(パラダイム)とMulticoin Capitalで、a16zやSolana Labs、Animoca Brands(アニモカ)、 Coinbase Ventures、Play Ventures、Terraform Labsのドゥ・クォンCEOなども参加している。

関連「サトシ・ナカモトを除き、過去最大のビットコイン保有者を目指す」ド・クォンCEOが明かす

関連アニモカやUbisoft、NFTカードゲームに約15億円出資

Fractalは世界的ゲーム実況サービスTwitchの共同創設者Justin Kan氏などが創設した企業で、昨年12月にローンチされた。ゲーム企業がNFT(非代替性トークン)をユーザーにリリースしたり、ユーザーが二次流通市場としてNFTを売買することができるプラットフォームを提供している。

関連Twitch共同創設者、ソラナ基盤のゲーム系NFT電子市場をローンチへ

Fractalは2月1日に、「Fractal Launchpad」という審査の厳しいNFT販売サービスを開始し、これまで申請してきたゲーム・NFT関連企業からわずか5%のみFractalの条件をクリアしNFTを販売していた。House of Sparta、Tiny Colony、Yaku Corp、Cinder、Nekoverse、Metawana、MetaOps、Psykerといったゲームが含まれている。

今回調達した資金について、Fractalは主にソラナ基盤のゲーム開発支援に回し、一部をチーム拡大に充てる計画をしている。

ライバルの電子市場であるMagic Edenも先日シリーズAラウンドで約32億円を調達。主導したのは、今回Fractalのリード投資家であるParadigmで、大手VC Sequoia(セコイア)やソラナエコシステムに投資するSolana Ventures(ソラナベンチャーズ)も参加した。

また、Magic EdenもFractalのようにNFTゲームに注力。「Eden Games」というゲームソフトメーカー専用のコンテンツサイトをローンチし、今後ブロックチェーンゲームや関連の連動企画を進めていくとした。

関連ソラナ系の主要NFT電子市場「Magic Eden」、大手VCから約32億円調達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

コメントしてBTCを貰おう

合わせて読みたい注目記事

新着ニュースをチェック

速報

新着記事

人気記事ランキング