ゲーム系NFT電子市場「Fractal」
世界的ゲーム実況サービスTwitchの共同創設者Justin Kan氏は13日、暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)基盤のゲーム系NFT電子市場のローンチを発表した。
新たなマーケットプレイスは「Fractal」というもので、ゲーム企業がNFT(非代替性トークン)をユーザーにリリースしたり、ユーザーが二次流通市場としてNFTを売買することもできる。Kan氏はZyngaのRobin Chan氏やShopifyのMike Angell氏といった起業家と連携しFractalをローンチするという。
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Web3.0基盤のマーケットプレイスについて、Kan氏はCoinDeskの取材で「ゲーマーはこれまでビデオゲームを通してお金を稼いてきたが、ゲーム内資産の所有権を与えてくれるWeb3.0のゲーミング領域への進化は自然なステップだろう」とコメント。
また、ソラナを選んだ理由についてはブログで、「処理速度が早く、利用コストが低いソラナブロックチェーンはゲーム内資産を大量に発行したいクリエイターに合っている」と説明した。
Kan氏は以前にもソラナ基盤のゲームに関わっていた。11月に、ソラナ基盤のマフィアメタバース「Syn City」の9億円調達ラウンドを主導した事例がある。