NFTカードを現物カードに交換可能
香港を拠点とするWeb3.0大手企業アニモカブランズ(Animoca Brands)とフランスの大手ゲーム企業ユービーアイソフト(Ubisoft)は28日、NFTカードゲーム「Cross the Ages」のシードラウンドで約15億円を出資したことが明らかになった。
@animocabrands and @Ubisoft are among the investors in a $12 million seed round for Cross the Ages.
— Cross The Ages (@CrossTheAges) March 28, 2022
We are crafting the next F2P NFT card game and the vast universe it is built on.
Grateful to have you on board!
2022 is the year of Cross The Ages!https://t.co/JpG5CCIT6s
アニモカとUbisoftのほか、ポリゴン(MATIC)、ザ・サンドボックス(SAND)のSebastian Borget COOなども出資に参加した。Cross the Agesは新たな資金を開発プログラムや人材確保、マーケティングなどに充てていく。
Cross the Ages(CTA)とは、「Free-to-Read(無料閲覧)」ができるファンタジー小説シリーズをベースとした「Free-to-Read(無料でプレイができる)」モバイル版のNFTコレクションカードゲームで、ポリゴンのブロックチェーンを採用。今年の5月下旬にベータ版をローンチする予定で、6月にはNFTカードを現物のカードにするオプションも提供する。
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今後はNFTマーケットプレイスやDeFi(分散型金融)製品をローンチし、2023年までにはメタバース(仮想空間)の要素も導入する計画をしている。
アニモカは最近、ブロックチェーンゲームへの出資を加速させている。14日には、AAAタイトルのNFTゲーム企業「Metaverse Game Studios」の約12億円の資金調達ラウンドをパンテラとともに主導したばかりだ。
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また、Ubisoftもブロックチェーンゲームへの参入を促進しているところだ。2月には、アニモカ傘下のザ・サンドボックスでUbisoftのゲームの知的財産(IP)を利用できりよう同ゲームとパートナーシップを締結した経緯がある。
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