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ブロックチェーン互換性開発のLayerZero、a16zやセコイアなどから約165億円調達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

評価価値が1,200億円に

インターブロックチェーンのソリューションを開発するスタートアップLayerZeroラボは31日、1,200億円の評価価値としてシリーズA+で約165億円を調達したことを発表した。

調達を主導したのは、大手VCのa16zとセコイアキャピタル及び大手取引所FTXだ。他にも、アニモカブランズやアバランチ、ポリゴン、ユニスワップラボ、コインベースベンチャーズ、Dapper Labs、Multicoin Capitalといった20以上の企業や、米NFLのレジェンドQBのトム・ブレイディ氏や米シンガーソングライターのジャスティン・ティンバーレイク氏などを含む10以上の個人投資家も参加した。

昨年9月のシリーズAで、バイナンスラボやMulticoin Capitalなどから7.3億円を調達した経緯がある。

LayerZeroラボが開発する「LayerZero」はイーサリアム(ETH)、ポリゴン(MATIC)、アバランチ(AVAX)、ファントム(FTM)、Arbitrum、Optimism、BNBチェーンといったEVM互換性を持つブロックチェーンを繋げるための通信プロトコルだ。

LayerZeroは現在ベータ版で、先日はLayerZero上で構築された独自のクロスチェーン流動性プロトコルStargate FinanceをLayerZeroラボがローンチした。Stargateはユーザーが異なるチェーンのdAppsから資産を移動させられるよう「統一流動性プール」を提供することを目的として現在は上述した7つのブロックチェーンに対応しており、今後はソラナ(SOL)やテラ(LUNA)、コスモス(ATOM)、Osmosisにも対応していく。

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StargateのガバナンストークンSTGは現在、FTXやUniswapなどの取引所で取引されている。

a16zのゼネラルパートナーAli Yahya氏は発表でLayerZeroについて、「クロスチェーンコンポーザビリティを実現することにより、開発者がこれまで不可能であった分散型アプリケーションを構築できるようにする」とコメントした。

また、FTXのプロダクト・インベスティング責任者のRamnik氏はSNSでStargateへの需要について、「数年後には、ブロックチェーンは個々の都市から高速道路で相互接続されたネットワークに進化しているだろう。価値とデータは、専門性に基づいて常に往復輸送されるようになると思う」、「ローンチ2週間だけで、Stargate上で317億円に相当するトランザクションと12,000以上の通信が行われていた。未来はomni-chain(全チェーン対応)になる」と述べた。

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