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Soneiumで推し活を資産化へ、ソニー系ファンド、YOAKEに5億円追加出資

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

5億円出資

YOAKE entertainment(ヨアケエンターテインメント、以下 YOAKE)は2月13日、ソニーベンチャーズが運営するSony Innovation Fundより約5億円の追加出資を受けたと発表した。

YOAKEは、ソニーグループが開発したブロックチェーン「Soneium」上で『IRC APP』を運営し、ファンの応援活動を公式に記録・評価して特典や体験として還元する仕組みを実装している。

今回の資金調達により、YOAKEは音楽・映画・ゲーム・アニメなど様々なIPで活用できるインフラとして『IRC APP』の体験設計を展開する。また、「REC」トークンを活用してファンの熱量を記録・循環させる仕組みを構築し、日本発の推し活文化を海外市場へ展開する計画だ。

発表によると、エンターテインメント産業では、SNSの普及によりファンが発信や応援投稿を通じてIPの価値を共創する存在へと変化している。しかし、ファンの活動はプラットフォームごとに分散し、貢献価値を実感しづらく、事業者もファンの熱量を正確に捉えきれない課題があった。

政府は日本のコンテンツ産業の海外売上高20兆円を目標に掲げており、産業全体が成長期を迎えている。

YOAKEは国内最大規模のアイドルとファッションの祭典『IDOL RUNWAY COLLECTION』を主催し、2025年3月開催では総勢107名のアイドルが出演し約11,800人を動員した。2026年3月の開催では『IRC APP』を通じて共創をテーマにした体験を提供する。

関連:Soneium基盤のファンダムアプリ「IRC APP」公開 SNS応援をオンチェーン管理

Sony Innovation Fundを運営するソニーベンチャーズの波多野和人代表取締役社長は「日本発のクリエイティブを世界に届けるYOAKE entertainmentの取り組みは、今後のエンターテインメントの可能性を広げるものだ。Soneiumとの連携による成果に期待している」とコメントした。

ブロックチェーン技術を活用したファンエンゲージメントの取り組みは、Web3領域で注目されている分野だが、実際のIP・コンテンツとの接点を持つ事例は限られていた。YOAKEは大規模イベントの主催実績とソニーグループのブロックチェーン基盤を組み合わせ、ファンの応援活動を可視化・価値化する新しいエンターテインメント体験の標準モデル確立を目指すという。

今後の展開として、同社は「Soneium」上での次世代オンチェーンエンタメ体験の創出、『IRC APP』の体験設計インフラ展開、グローバル市場への進出を推進していく。

日本のコンテンツ産業が海外市場で成長する中で、ファンコミュニティとIPをつなぐテクノロジー基盤の構築が、業界全体の競争力強化につながる可能性がある。

関連:ソニー、Startaleに20億円追加投資 Soneium共同開発の提携を強化

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