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ビットコインマイナーのハイブ、550億円超のAIクラウドサービス契約を締結

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 約7,000万ドルの年間収益を生むと試算
  • バズHPCのAIクラウド事業の成長を加速

550億円超のサービス契約締結

暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)マイニングの上場企業であるハイブ・デジタル・テクノロジーズ(以下、ハイブ)は17日、完全子会社であるバズ・ハイパフォーマンス・コンピューティング(以下、バズHPC)を通じて、投資適格企業の顧客と5年間のGPUクラウドサービス契約を締結したと発表した。

今回の契約は、約7,000万ドルの年間収益を生み、5年間の合計で約3.5億ドル(約558億円)の価値があると説明。全てのシステム群が稼働すれば、魅力ある長期的経済力と有意義な循環性のキャッシュフローを生むことが期待できる契約であると述べている。なお、契約を締結した相手企業の名称は明かしていない。

最近はAI(人工知能)領域に進出するマイニング企業が増えているが、ハイブもその1社。同社は今年6月にもバズHPCを通じて、総額約2億2,000万ドル(発表時のレートで354億円相当)の3年間のソブリンAIインフラ契約を締結したと発表していた。

関連記事:ビットコインマイナーハイブ、ベル・カナダと354億円規模の主権AI契約を締結

ビットコイン採掘企業ハイブの子会社バズHPCが、ベル・カナダおよびコヒアと総額約2億2000万ドルの3年間GPU契約を締結。カナダ国内に2304基のNVIDIA Grace Blackwell GPUを展開し、企業・政府向け主権AIインフラを構築する。

今回の契約ではバズHPCが、2,016基の「NVIDIA Blackwell Ultra GPU」などから成るAIインフラ群を提供する計画。このシステムは、エヌビディアの推奨設計に準じており、大規模なAIのトレーニングや推論、企業の高度な業務負荷をサポートできるように設計されている。

これらのシステム群は、今年中にカナダのブリティッシュコロンビア州にある「Bell AI Fabric」の施設で運営される予定だ。

関連記事:上場ビットコインマイナーのハイブ、年間売上高470億円突破 AIインフラ拡大

仮想通貨ビットコイン採掘企業ハイブが2026年3月期の通期決算を発表。売上高は前年比158%増加。BTCマイニングの拡大に加え、HPC・AI事業も成長している。

バズHPCの成長を加速

今回の契約についてハイブは、バズHPCのAIクラウドプラットフォームの急速な拡大において、重要な一歩であると説明。また、バズHPCが投資適格の顧客から大規模な長期契約を獲得できる能力を保有していることの証明であるとも述べた。

そして、この5年間の契約は、バズHPCに長期的な収益の見通しを提供することになると説明。それと同時に、カナダのソブリンAI要件、グローバル企業、主要なAI組織に国際的にサービスを提供する高性能加速コンピューティングインフラのポートフォリオを構築するというバズHPCの戦略を支えることになるとした。

その上で、バズHPCのAIクラウド事業の成長を加速するだろうと期待を示している。

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