- 累計取扱高4800億ドル、不良債権ゼロ継続
- 数週間以内に機関向け新製品を投入へ
新体制と過去最大の開発予算
Compound Financeは17日、公式Xで新たな経営体制と5200万ドル(1ドル=159円換算で約83億円)の開発予算をDAOで承認したと発表した。プロトコル史上最大規模の予算で、機関投資家向けの与信をオンチェーンにもたらすことを目的とする。
新体制では、アーロン・シュナーチ氏がエグゼクティブディレクター、クリストファー・ドノバン氏がCOO、スティーブン・リュー氏がCPO、レオ・アイケルマン氏がCTOにそれぞれ就任した。同社によると、4氏は伝統金融とデジタル資産の両分野で機関向けインフラの構築・拡大を手がけてきたという。
Compoundは、DeFiの成熟に伴い、銀行や資産運用会社、取引所、フィンテック企業がオンチェーンの与信サービス構築を模索しているものの、自社でインフラを構築できるだけの専門知識を持つ企業は少ないと指摘した。同社はこうした需要の受け皿になるとの姿勢を示している。
開発プログラムでは、現実資産(RWA)のネイティブ対応や資本効率を高める機能、金融機関がオンチェーン金融を自社サービスに組み込むための統合ツールの整備を進める。同社は数週間以内に、機関投資家向けの第1弾製品を投入する計画も明らかにした。
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2018年から不良債権ゼロを継続
Compoundは2018年の稼働開始以来、DeFiで最も多くフォークされ、実績のあるコードベースの一つとされる。預入・借入の累計取扱高は約4800億ドルに達し、これまで不良債権の発生はないという。
同社は、DeFiレンディングの最初の時代を切り開いてきたとした上で、次はオンチェーン金融の新時代を築く段階に入ったとの考えを示した。
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