米取引大手Jane Street、32億円USDC融資でDeFiに参入

32億円USDCのローン

米取引大手のJane Street Capitalは3日、大型融資でDeFi(分散型金融)に参加する計画を発表した。

Jane Streetは仮想通貨投資企業BlockTowerと提携し、BlockTowerが3月にローンチした無担保型ローンを提供する「Clearpool」から32億円に相当するステーブルコインUSDCを借り入れる予定だと説明。また、市場の状況に応じて、最大65億円まで借りることも検討するという。

Clearpool側は発表で、ウォール街の大手金融機関がDeFiプロトコルを利用して借入を行うのはJane Streetが初めてだと述べている。

Jane Streetは2020年に2,000兆円(17兆ドル)以上の有価証券を取引しており、以前にはDEXアグリゲーターの1inchのシリーズBに参加したにもかかわらず、ほとんど目立たない存在で、これまで報道機関に対しては仮想通貨事業などに関する発言を控えていたが、今年の1月には同社の役員が分散型取引所といったプラットフォームとの協業を検討していることを明かした。

また、同社が3〜4月の間、ニア(NEAR)を基盤とするDeFiプロトコルBastionに2回出資したことも話題になっていた。

関連米取引大手Jane StreetやDCG、NEAR基盤プロジェクトに出資

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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