ソフトバンクなど、Web3インフラ企業に約86億円出資
InfStonesに出資
Web3インフラ企業InfStonesは1日、資金調達ラウンドで約86億円(6,600万ドル)を調達したことがわかった。
ラウンドを主導したのはソフトバンクVision Fund 2とGGV Capitalで、 INCE Capital、10T Fund、SNZ Holding、A&T Fundといった大手企業も参加している。
InfStonesは新規資金の使途について、全社的な事業拡大および成長加速のために利用すると説明。同社は今年の2月にも43億円を調達していた。
InfStonesはブロックチェーンネイティブなWeb3開発者に向けてアマゾンウェブサービスのようなノード管理やAPIを提供するプラットフォームだ。プラットフォーム上でソラナ(SOL)やイーサリアム(ETH)、ポリゴン(MATIC)、BNBチェーンのバリデータノードを立ち上げたり、ステーキングサービスをホストしたりすることができる。
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ソフトバンクインベストメントアドバイザーのマネージングパートナーを務めるDennis Chang氏は声明で「InfStonesは、Web3時代の基盤となるインフラ層を提供し、エンタープライズグレードのノード管理とステーキングプラットフォームを提供することで、顧客がWeb3やDeFiに容易に参加できるようにしてくれる」と述べた。
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