取引所AscendEX、暗号資産ソラナ(SOL)のステーキングに対応
APRは15%
暗号資産(仮想通貨)取引所AscendEXは13日、暗号資産ソラナ(SOL)のステーキング対応を開始した。
ソラナはレイヤー1のブロックチェーンだ。イーサリアムのERC-20などの規格と同様に、SPLという規格を公開しており、相互運用性も確保されている。ERC-20とSPLトークンの交換も可能とするシステムも実装。
Proof of History(PoH)と呼ばれるソリューションの採用が特徴で、これによってトランザクションの高速化を実現している。
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AscendEXが提供するソラナのステーキングのAPR(年換算利回り)は15%。発表によると、その他のソラナステーキングプロトコルと比較して、倍以上のリターンを得ることができるという。
ステーキングとは
一定量の暗号資産(仮想通貨)を所定の期間、預け入れることで報酬が得られる仕組み。特定の仮想通貨を保有することで、その通貨のブロックチェーンネットワークを管理することに貢献し、対価として報酬を得るシステム。
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AscendEXとは
AscedEXは、2018年にウォール街の金融有識者らによって設立されたBitMax.ioが、21年3月にリブランディングしたことで誕生した暗号資産の取引所。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、XRPなど200以上の銘柄を取り扱っており、現物取引の他にも証拠金取引や先物取引などを提供しているのが特徴。高い流動性と安全なセキュリティが評価され、100万人以上の投資家に使用される取引プラットフォームとなっている。
5月には、NFT(非代替性トークン)マーケットプレイス「VeVe」のネイティブトークンOMIのステーキングに対応した。
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