OMIステーキングに対応
暗号資産(仮想通貨)取引所AscendEXは18日、ECOMI(OMI)が同プラットフォームでのステーキングに対応したことを発表した。併せて、ステーキング・アーン・コンペティションを実施することを明かした。
ECOMIは、デジタルコレクティブル市場をリードしている企業。展開しているNFT(非代替性トークン)マーケットプレイス「VeVe」は、米ディズニーやDCコミックスなどと提携していることで知られている。
OMIは同プラットフォームのユーティリティトークンで、「VeVe」でNFTを購入するために必要。継続的なバーン(焼却)とバイバック(買い戻し)が行われているのが特徴だ。
今回のコンペティションは日本時間の19日午前3時から実施する。APR(年換算利回り)は10%で、NFTの配布も行われる計画(6月1日まで)。
より多くOMIをステーキングすることで、レア度の高いNFTが当たる可能性が高くなる仕組み。当選者の発表はイベント終了後から15日以内に行われ、「VeVe」アプリへの登録後に配布が行われる。
NFT配布キャンペーンへの参加はこちらから可能だ。
NFTとは
NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームや音楽、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。
▶️仮想通貨用語集
AscendEXのステーキングプラットフォームは「コンパウンドモード」を使用することで、利用者が自動的に最大限のリターンを得ることができる。ステーキングの解除は随時行える仕組みで、ロックしている暗号資産を担保として使用することも可能だ。
なお、OMI以外にも、WOO、XPRT、PDEXといった銘柄が先行してステーキングに対応している。
AscendEXについて
AscedEXは、2018年にウォール街の金融有識者らによって設立されたBitMax.ioが、21年3月にリブランディングしたことで誕生した仮想通貨の取引所。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、XRPなど200以上の銘柄を取り扱っており、現物取引の他にも証拠金取引や先物取引などを提供している。高い流動性と安全なセキュリティシステムが評価され、100万人以上の投資家に使用される取引プラットフォームとなっている。
最近では、ゼロ知識証明技術を活用したレイヤー1ブロックチェーンプロジェクト「コンコーディアム(Concordium)」やNFT(非代替性トークン)バトルゲームの「ギャラクシーブリッツ(MIT)」の上場を開始した。
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