ウクライナ政府、CryptoPunksの売却益を抗戦の資金に
寄付されたNFTを売却
ウクライナ政府は以前寄付された著名NFTコレクションCryptoPunksの1つを売却し、ロシア抗戦の資金に充てることがわかった。
ウクライナのAlex Bornyakovデジタル改革省副大臣は21日にSNSで発表を行った。売却されたのは「CryptoPunk #5364」で、90ETH(1,330万円)の売上となった。
「CryptoPunk #5364」は3月にウクライナ政府の公式寄付サイト「AidForUkraine」に寄付されたNFTで、当時のフロア価格は150ETHだったが、弱気相場の影響を受け大幅に下落した。
なお、ウクライナ政府及び民間団体は2月に開始したロシア侵攻以来、人道支援や戦争努力のための支援金として、計180億円以上の仮想通貨寄付金を受けていた。
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