イーサリアムスケーリング「AltLayer」、10億円調達 「SAFT」販売で資金調達

イーサリアム関連プロジェクトが10億円調達

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のスケーリングプロジェクト「AltLayer」は1日、約10億円(720万ドル)をシードラウンドで調達したことを、CoinPost提携メディアThe Blockに明かした。

「AltLayer」は、アプリケーションに特化したブロックチェーン。イーサリアム本体とは異なり、アプリ開発者は「AltLayer」を通じて、独自のブロックチェーンを一から構築することができる。

今回の資金調達は、4月に開始され、5月上旬にクローズした。発表によると、資金は「SAFT」販売によって調達されたという。

「SAFT」とは、「Simple Agreement for Future Tokens」の略称で、KYC(本人確認)を行った機関投資家に対してトークンを販売する手法だ。

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出資(トークン購入)は、Polychain Capital、Jump Crypto、Breyer Capitalが共同で主導。イーサリアムの共同創設者でありポルカドット(DOT)の創設者Gavin Wood氏や、元コインベースCTOで元a16zゼネラルパートナーのBalaji Srinivasan氏なども参加している。

NFTやゲーム、メタバースに注力予定

調達した資金で「AltLayer」は、現在10人で構成される開発チームを、25人に拡大する予定としている。なお同プロジェクト自体は22年後半に正式ローンチされる予定だ。

「AltLayer」は、プロジェクトとしてブロックチェーンゲームやNFT(非代替性トークン)、メタバース(仮想現実)に注力する構想。

ブロックチェーンZilliqaの元CTOで、プロジェクトを統括するYaoqi Jia氏は、「AltLayer」は「レイヤー1とレイヤー2から、セキュリティを引き出すロールアップシステムとみなせるもので、各ロールアップは特定のアプリケーションに合わせて調整される」と説明している。

関連:スケーリング問題の打開策「ロールアップ」とは|仕組みや注目点を詳しく解説

レイヤー2(L2)とは

「2層目」のブロックチェーンのこと。取引履歴の一部をオフチェーンやサイドチェーンに記載するようにすることでメインチェーンへの負荷軽減や処理速度向上を期待することができる。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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