仏大手銀BNPパリバ、仮想通貨カストディの提供を検討か

スイスMetacoと提携か

フランスの金融大手BNPパリバはスイスの仮想通貨インフラ企業Metacoと提携し、仮想通貨のカストディサービスを提供することを検討しているようだ。CoinDeskが情報筋の内容として報じた。

CoinDeskによると、BNPパリバ傘下の証券会社BNP Paribas Securities Servicesは仮想通貨のカストディを担当することになる。BNP Paribas Securities Servicesは現在12兆ドルに相当する資産を管理している。

Metacoは2015年に創設された企業で、仮想通貨の保管、取引をはじめ、トークン化、ステーキング、スマートコントラクト管理まで、金融機関を分散型金融のエコシステムにシームレスにつなぐサービスを提供。最近はCitiグループやスペインの大手銀BBVAなどとも提携している。

関連金融大手Citi、仮想通貨企業METACOと提携

また、BNPパリバは今年の5月、米金融大手JPモルガンのブロックチェーン基盤ネットワークOnyx Digital Assetsに参加し、有価証券および短期の確定利付債券市場でレポ取引を行うことが明らかになった。

関連BNPパリバ、JPモルガンのOnyxネットワークに参加

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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