国内取引所bitbank、ソラナ基盤の次世代オラクルPyth Networkと提携
bitbankの市場データを提供へ
国内暗号資産(仮想通貨)取引所bitbankは20日、ソラナ(SOL)基盤の次世代オラクル「Pyth Network」との提携を発表した。
提携を通じて、bitbankは機関投資家水準のマーケットデータをPythに提供することとなる。
Pythとの提携についてbitbankの廣末紀之 代表取締役社長は以下のようにコメントした。
金融領域において、タイムリーかつ透明性のあるデータは活気あるエコシステムを造る為の土台だ。
我々はPyth Networkは信頼のある市場データインフラをDeFiで提供できるポテンシャルを持っていると信じており、このイニシアチブに参画できることを楽しみにしている。
オラクルとは
ブロックチェーン外のデータを、スマートコントラクトなどブロックチェーン上に取り込む役割を果たすサービスの総称。代表例ではChainlinkやBand Protocolなどが挙げられる。
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Pyth Networkとは
Pyth Networkはソラナ・ブロックチェーン上で機能する分散型のオラクル。正確な市場データの提供を目標にしており、すでにAlameda ResearchやAmber Group、FTXといった60以上の業界関連企業が市場データのパブリッシャーとして参画している。
Pythの市場データはDeFi(分散型金融)プラットフォームにおける市場データインフラとして活用されている。
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