サッカーの長友佑都選手、キャプテン翼ブロックチェーンゲームのアンバサダーに就任

『キャプテン翼 -RIVALS-』のアンバサダー

Web3(分散型ウェブ)関連事業を手掛ける株式会社BLOCKSMITH&Co.は8日、『キャプテン翼』のIP(知的財産権)を活用したブロックチェーンゲームのアンバサダーに、プロサッカー選手の長友佑都氏が就任したことを発表した。

『キャプテン翼 -RIVALS-』は、原作のサッカー漫画に実際に登場する選手たちを育成し、他のプレイヤーと対戦できる新感覚ブロックチェーンゲーム。選手はNFT(非代替性トークン)として取り扱い、NFTにゲーム内で再生される必殺技3D動画やジェネラティブBGMなどの特典が付属する。

原作を完全再現した「ライバルモード」や、オンライン対戦ができる「PvPモード」の2つのゲームモードをプレイできる。プレイヤーは自分のチームを作り、ライバルたちと対戦しながら、世界に一つだけのオリジナルNFTを育てることができる。

長友佑都選手はイタリアセリエAの名門インテルに7年半在籍し、2013年12月にはキャプテンを務めた国内有数のプロサッカー選手。世界的名門クラブを渡り歩いた後、昨年FC東京に復帰。2022年カタールで自身4度目のワールドカップに臨む。

自身もテレビ番組の企画でキャプテン翼に本人役として登場した経緯があるという長友選手は今後、『キャプテン翼 -RIVALS-』のアンバサダーとしてに関するインタビューや、動画配信などを行っていく。長友氏はリリースで以下のように述べている。

世界中のサッカー少年に、サッカーの楽しさ、素晴らしさを伝え続けてきたキャプテン翼にまた携われることを光栄に思います。『キャプテン翼 -RIVALS-』は、ブロックチェーンゲームという一般的には少し聞き馴染みのないゲームですが、サッカーファンや、キャプテン翼ファンも楽しめる、新感覚のゲームになっています。みなさん是非遊んでみてください。

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BLOCKSMITH&Co.とThirdverse

BLOCKSMITH&Co.は、東証・プライム市場上場のKLab株式会社のWeb3関連事業子会社。どちらも代表取締役社長CEOを真田 哲弥氏が務めている。

『キャプテン翼 -RIVALS-』の開発はBLOCKSMITH&Co.と、株式会社Thirdverseを中心とする企業グループにより実現する。

上場企業gumi創業者の國光宏尚氏が2013年に設立したThirdverseは、世界で通用する「VR×メタバース」の実現を目指す企業。2021年8月の資金調達には世界的なWeb3企業「Animoca Brands」が参画。Web3領域に関する最先端のノウハウを持って、ビジョンの実現へ向けてプロジェクトを進めている。

Thirdverseを中心とする企業グループとBLOCKSMITH&Co.は22年4月、Web3及びブロックチェーンゲームの開発・運営に関する基本合意契約を締結したことを発表。ラブライブやBLEACHなどの人気ソーシャルゲームの開発企業として知られるKLabのIP獲得力を活かした、NFTゲームの開発に着手する方針を示していた。

國光氏は21年7月にgumi取締役会長を退任。同氏は、Web3領域に精通し、gumi Cryptos Fundを通じて最大手NFTマーケットプレイスのOpenSeaのシード期など多数出資してきた。

國光氏はまた、フィナンシェ社として国内暗号資産(仮想通貨)取引所のコインチェックと協業する形で「フィナンシェトークン」の発行とIEO実施の準備を進めている。

関連:國光氏率いるThirdverseグループ、KLab子会社「BLOCKSMITH&Co.」と提携

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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