KLab子会社と提携
株式会社Thirdverseを中心とする企業グループは、KLab株式会社のWeb3.0関連事業を管轄する子会社の株式会社BLOCKSMITH&Co.と、Web3及びブロックチェーンゲームの開発・運営に関する基本合意契約を締結したことを発表した。
ゲームにDeFi(分散型金融)の考え方が加わったブロックチェーンゲーム、またはサービスであるGameFiは、トークン時価総額が1兆円を超すゲームが出現するなど、昨年から急成長を始めている。
Thirdverseの代表取締役の國光宏尚氏は、株式会社gumiの創業者でWeb3.0領域に精通し、gumi Cryptos Fundを通じて最大手NFTマーケットプレイスのOpenSeaのシード期など多数出資してきた。東証一部上場企業であるKLab株式会社は、ラブライブやBLEACHなどの人気ソーシャルゲームの開発企業として知られる。
プレスリリースでは、「IP(知的財産権)との相性の良さ」に言及。ThirdverseグループとBLOCKSMITHは、日本発の人気IPを用いたブロックチェーンゲームの開発を行い、海外への展開予定を目指しているとした。KLabが今まで培ってきたIP獲得力を活かしたNFTゲームの開発に着手する。
またBLOCKSMITHは、「今までのモバイルゲームとは全く異なる体験を作りつつも、KLabにおける長年のゲームの企画・開発・運用の経験とノウハウを活かすことにより、より魅力的なブロックチェーンゲームをつくることが出来る」と自信を示した。
Thirdverseグループは、世界で通用する「VR×メタバース」の実現をビジョンに掲げる企業グループであり、2013年のThirdverse設立以降、日米にスタジオを持ち、VRゲーム開発を進めている。
2022年内にサービスの一部から順次提供開始を目標としており、サービス提供に先立ち、NFTのプレセールを実施予定としている。