26日朝の金融市場短観|感謝祭明けNYダウ続伸 DOGECOINなども上昇
11/26(土)朝の相場動向(前日比)
- ビットコイン:16,529ドル -0.1%
- イーサリアム:1,201ドル +0.3%
- ドージコイン:0.088ドル +9.4%
- wBTC:16,280ドル -0.8%
- NYダウ:34,347ドル +0.45%
- ナスダック:11,226ドル -0.52%
- 日経平均:28,283円 -0.35%
- 米ドル指数:105.9 -0.03%
- 米国債10年:年利回り3.6% -0.50%
- 原油先物:76.5ドル -1.78%
- 金先物:1,755ドル +0.54%
暗号資産
伝統金融
今日のニューヨークダウ平均は3日続伸。昨日木曜日(米時間)は感謝祭で休場。本日金曜日は取引所の短縮取引やブラックフライデーなどで市場参加者は普段より少なかった。アップルやマイクロソフト、アマゾン、メタといった大手IT株は売りが強まった格好だ。
来週の経済指標や重要な発表としては、パウエルFRB議長の講演(11月30日)や米雇用統計の発表(12月2日)が予定されている。今週の連邦公開市場委員会議事録の内容を受け、市場は来年の利上げについてペース鈍化の可能性を予測しているが、インフレ率2%目標達成のためには利上げが長引く可能性もある。
仮想通貨市場は、ドージコイン(DOGE)が大幅上昇。特に材料があったわけではないが、一部からはヴィタリックとイーロン・マスク氏が水面化でDOGEのアップグレードを進めているのではとの推測が出ているようだ。
また、ビットコインのERC-20ラップドトークンwBTC(16,280ドル)については、価格がビットコイン本体(16,529ドル)からマイナス乖離が続いている。アラメダがこれまで約10万ものwBTCを発行したが償還された分は約2.9万wBTCしかなく、残りの7.2万wBTCの裏付けビットコインの存在やその所有者が現在不明確な状態になっているとの指摘が出ている。しかし、wBTC発行および発行用のビットコインの管理に関しては米カストディアン大手BitGO(wBTC発行元)が担当しているため、アラメダやFTXが持ち逃げすることは不可能だとして、いわゆる’FUD(悪い噂)’に過ぎないとの反論も見られている。
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仮想通貨・ブロックチェーン関連株(前日比/前週比)
- コインベース・グローバル|44.2ドル(-2.83%/-2.2%)
- シルバーゲート・キャピタル|29.1ドル(+3.52%/+17.0%)
- マイクロストラテジー|183ドル(+3.75%/+7.57%)
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