仮想通貨ウォレット・メタマスク、顧客データの保存期間を制限へ

保存期間を7日に制限

仮想通貨ウォレット「Metamask(メタマスク)」を開発する米ConsenSysは、RPCノードが顧客のデータを保存する期間を7日に制限する意向を示した。二週間前に発表した顧客データ収集のポリシーについて多くのユーザーから反発を受けた経緯がある。

ConsenSysが提供する「Infura」の中継ノードはメタマスクのユーザーからデフォルトでウォレットアドレスとIPアドレスを取得していた。ConsenSysはデータの保存期間を制限し適切なデータ取扱とユーザープライバシーを保証する狙いだ。

また、ConsenSysは制限に関して、オンチェーン取引の関連データ以外では残高確認などのやり取りについては収集せず、収集したIPアドレスとウォレットアドレスは一緒に保存されたり、同社のシステムがこれら2つのデータを関連付けることができるような方法で保存されることはないとも説明。IPアドレスやオンチェーンデータの不正利用などはユーザー本人特定のリスクにつながる。

関連米ConsenSys、批判集まるメタマスクのユーザーデータ取得について釈明

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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