スクエニの新NFTプロジェクト「シンビオジェネシス」、「トレジャーハンティング」開催
公式サイトを公開
スクウェア・エニックスは17日、同社初となるNFT(非代替性トークン)コレクティブルアートプロジェクト「SYMBIOGENESIS(シンビオジェネシス)」の公式サイトを公開した。
今春に予定しているサービスローンチに先駆け、公式サイトの地図上で「メンバーカード(ポリゴン基盤のNFTアート)」を探す「トレジャーハンティングキャンペーン」を4月4日(火)までの期間限定で開催する。
メンバーカードは、SYMBIOGENESIS内で利用可能なポイントを貯めることができる。サービス開始までMetaMaskなどのウォレット内でメンバーカードを保有しておくと、ゲーム本編の進行が有利になるという。「メンバーカード グリーン」は先着3万枚が用意されている。
さらに公式Discordコミュニティではメンバーカードが入手可能な場所のヒントを順次提供していく。トレジャーハンティングの攻略情報をユーザー間で楽しみながら、Web3の世界を体験できる機会となっている。
*18日追記:なお、3万枚の「メンバーカード グリーン」が全て発見されたため、キャンペーンは一時中断している。運営チームは来週末を目途にメンバーカードの発行増加およびキャンペーンの再開を実施する予定だと発表した。
なお、メンバーカードはOpenSeaで取引されている。
また、マーケティングパートナーであるLCA GAME GUILDとともに、関連情報の発信について協力していくコミュニティパートナーの21団体も決定。自律分散型NFTゲームギルドYield Guild GamesやMerit Circle、NFTマーケットプレイスX2Y2、著名なNFTコレクションのコミュニティBAYCJapanやAzuki Alpha Beans、Webゲーム開発組織Unix Gamingなどが名を連ねる。
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SYMBIOGENESISとは
SYMBIOGENESIS(シンビオジェネシス)は、1万点のNFTコレクティブルアート(ETH基盤)に無料のブラウザ向けコンテンツを加えた、スクエニの新しいエンターテイメントサービス。
多数のキャラクターが共生する世界「浮遊大陸」で、プレイヤーは突如発生した災害に抗いながら数多のアイテムを探し厄災の原因を探っていく。
NFTコレクティブルアートを保有するプレイヤーはアイテム発見のヒントや浮遊大陸の歴史などゲームクリアのための重要情報を入手でき、またコンテンツの軸となる「独占と分配」――他のプレイヤーから情報を隠すか、明かして交換するか――の駆け引きを都度迫られる。最終的には、特定の条件を満たした上位3名のプレイヤーが本コンテンツのエンディングに関わる重要な選択肢を握ることになる。
また、『SYMBIOGENESIS』の世界観を深く理解できるメインストーリーは保有者でなくても無料で楽しむことができる。
シンビオジェネシスはブラウザ向けのコンテンツであり、Google Chromeに対応。パソコン版とアプリ版の両方で利用ができる。NFTは暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)とポリゴン(MATIC)のブロックチェーンに対応。対応言語は、英語と日本語としている。
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスの松田洋祐社長は23年の年頭所感で、新規事業開発の中でも、特にブロックチェーンを活用したゲームへの投資・事業開発に注力していることを明かしていた。松田氏は、ユーザーにどのような新しい体験や新しい面白さをお届けすることができるかが極めて重要になると語っていた。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します