週刊仮想通貨ニュース|バイナンスの日本向けサービスの案内に注目集まる、日本政府が仮想通貨の追跡強化など
今週のニュース
一週間(5/20〜5/26)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週は、大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスが、グローバルプラットフォームの日本居住者向けサービスの終了などについて発表したニュースが最も多く読まれた。
相場については、ビットコイン(BTC)相場がジリ貧状態に陥っていることなどをまとめた22日のレポートが関心を集めている。
このほか、日本政府が、仮想通貨に関する規制を強化する政令を閣議決定したことを報じた記事も注目度が高かった。
今週のニュースランキング
1位:バイナンス、グローバル版の日本居住者向けサービス終了予定を発表(5/26)
バイナンスは26日、日本の規制を遵守するため、日本居住者向けの新しいプラットフォーム「Binance JAPAN(仮称)」の開設予定日と、日本居住者向けのグローバルプラットフォームのサービス終了を発表した。(記事はこちら)
2位:日本政府、仮想通貨取引の追跡強化へ 新ルールを6月から施行(5/25)
日本政府は23日、仮想通貨に関する規制を強化する政令を閣議決定した。これは犯罪収益の移転防止に関する法律等の改正。国内ではすでに関連した案内が取引所からユーザーに送付された事例が確認されている。(記事はこちら)
3位:「Xデー」迫る米債務上限問題、考えられるシナリオとその影響(5/25)
イエレン米財務長官が、政府の手元資金が枯渇する可能性があると警告した6月1日が迫る中、バイデン大統領とマッカーシー下院議長による債務上限引き上げをめぐる交渉は難航。この状況を受け、米財務省短期証券の利回りは急伸した。(記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:ビットコイン相場はジリ貧継続、米債務上限問題なども重石に(5/22)
ビットコインの価格は前日比1.89%安の26,665ドルに。米SEC(証券取引委員会)による圧力や米債務上限問題など相場の不透明感から買いの手掛かりが乏しく、ジリ貧状態に陥っている。(記事はこちら)
2位:狭いレンジで推移するビットコイン、オンチェーンデータは長期保有者の蓄積加速を観測(5/24)
ビットコイン価格は前日比0.67%安の27,148ドル。前週比0.96%安、前月比1.38%安と、狭いレンジで揉み合う展開が続いている。(記事はこちら)
3位:ビットコイン25000ドル台に下落、金融市場の警戒感強まる中(5/25)
この日は、米財務省が警鐘を鳴らす債務上限問題で政府資金が枯渇するとされるリミットの「6月1日」が迫る中、与野党の協議に主だった進展が見られず市場心理を冷やした。ビットコインは、しばらくネックライン上で揉み合うも、前日の陰線は買い手が力尽きたような値動きであり、テクニカル的にも悪化した。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
香港、仮想通貨取引所の新ルールを6月から施行 上場可能な銘柄などを規定(5/24)
香港の証券先物委員会(SFC)は23日、仮想通貨取引所の規制に関する諮問が完了したことを発表。諮問が終了し、これまで伝えられていた通り6月1日から、新しい仮想通貨取引所規制を施行する。(記事はこちら)
STEPN、米アップル社の「Apple Pay」に対応 Web2とWeb3の架け橋へ(5/23)
フィットネスアプリ「STEPN」は22日、米アップル社の決済サービス「Apple Pay」に対応したことを発表。これでユーザーはApple Payを利用して、直接アプリ内でSTEPNのプロダクトを購入できるようになった。(記事はこちら)
中国の国営テレビ、香港の仮想通貨ニュースを報道 バイナンスCZ氏がコメント(5/25)
中国の国営中央テレビ(CCTV)は23日、香港の仮想通貨ニュースを報じた。バイナンスのチャンポン・ジャオ(CZ)CEOは、「これは注目すべきことである」などとコメントしている。(記事はこちら)
ソラナ、ChatGPTをブロックチェーンに導入 AIの活用を推進(5/24)
ソラナ(SOL)のネットワークをサポートするソラナ財団は23日、生成AI(人工知能)「ChatGPT」のプラグインをローンチしたことを発表。このプラグインを利用することで、ソラナブロックチェーンがChatGPTの人工知能とやりとりできるようになる。(記事はこちら)
Uncipheredがハードウェアウォレットの脆弱性を指摘、Trezor製品を攻略か(5/25)
セキュリティ企業のUncipheredは25日、仮想通貨ハードウェアウォレット企業Trezorのプロダクト「Trezor Model T」をハッキングできたと主張。ウォレットからシードフレーズ(初期設定のパスワード)を解析するまでの過程を、YouTubeで披露した。(記事はこちら)
BRC-20とは?ビットコインのトークン規格がもたらす可能性と課題(5/20)
ビットコインブロックチェーンの用途拡大が進行中であり、その一環として「BRC-20」という新たな規格が登場。本記事では、この規格の基本概念などについて解説した。(記事はこちら)
米Stablyが「BRC-20」標準のステーブルコインをローンチ ビットコインネットワーク初(5/26)
Web3の決済インフラを提供する米Stablyは25日、ビットコインネットワーク上で米ドル建のステーブルコイン「Stably USD」の提供を開始すると発表。ビットコインブロックチェーンのトークン規格「BRC-20」で作成され、ティッカーシンボルは「#USD」となる。(記事はこちら)
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します