エヌビディア好決算、米Shopifyが「Solana Pay」導入|24日朝の重要速報まとめ

24日朝の重要速報まとめ

日本時間朝方までの仮想通貨関連注目ニュースをまとめている。

エヌビディア好決算(注目度:★★★★☆)

米半導体大手エヌビディアは24日に第2四半期決算(5-7月)を発表した。売上高は135億ドルで、市場予想の111億ドルを超えた。純利益は前年同期比9.4倍の61.8億ドルでともに過去最高。一株あたり利益(EPS)は2.7ドルで、市場予想の2.07ドルを上回った。データセンター向けのAI用GPUへの強い需要が主な要因だという。

また、エヌビディアが示した8-10月(第3四半期)売上高見通しは約160億ドルで、予想平均の125億ドルを大幅に超えていることも材料視され、株価は時間外で9%高となっている。

エヌビディアの続伸を受けて、AI関連仮想通貨銘柄も全面高となっている。

出典:CoinGecko

なお、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は25日にジャクソンホールで開く年次シンポジウムで講演する予定だ。今後の金融政策についてどう発言するが注目される。

Shopify、「Solana Pay」を導入(注目度:★★★★☆)

米eコマース大手Shopifyは23日、ソラナラボとサークルら共同開発の決済サービス「Solana Pay」を導入したことを発表した。ソラナ(SOL)は前日比+7.1%。

Shopifyにある数多くの店舗はこれによってソラナ基盤のステーブルコインUSDC決済の受け付けが可能となった。今後はSOLなどの銘柄に対応することも検討されているという。

Solana Payは2022年2月にローンチされた新たなペイメントプロトコルで、秒速50,000取引(TPS)を処理できるソラナブロックチェーンを利用するため手数料が非常に安く「リアルタイム決済」が実現。手数料については、約0.00025ドルの低コストで、1.5-2.5%のクレジットカード手数料から大幅に削減できる。

Shopifyについては22年の総商品取扱高が1,972億ドルで、計430万もの店舗があるだったため、Solana Payの統合によってソラナエコシステムの活性化につながると期待されているようだ。

関連米サークル社CEO、PayPal参入や事業情況を語る

一方、サークルはUSDC対応ブロックチェーンの拡張について、Polygon PoS、Base、Polkadot、NEAR、Optimism、Cosmosの6ネットワークにもローンチすると発表した。

関連米サークル『競争激化のステーブルコイン市場で優位性を保つ秘訣』|WebXインタビュー

Bitstamp、米国でETHステーキングを中止(注目度:★★★☆☆)

仮想通貨取引所Bitstampは米国でイーサリアム(ETH)のステーキングサービス提供を中止すると発表した。9月25日から有効となる。

理由については、米国の現在の不透明な規制環境があるという。なお、Bitstampは先日、8月29日にAXS、CHZ、MANA、MATIC、NEAR、SAND、SOLの上場廃止を発表した。

保有量11万8,300BTCのアドレス、Robinhoodのものと判明(注目度:★★★☆☆)

Arkham Intelligenceのリサーチによると、昨日報道した5月から約3カ月間で保有量が11万8,300BTCに達したビットコインアドレスは、米投資アプリRobinhood Markets Inc.が管理するアドレスに該当するという。当初はGeminiの管理する顧客のビットコインと見られていた。

重要経済指標(注目度:★★★★☆)

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